• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

行動追跡による薬物依存動物の薬物探索行動の行動薬理学的解析の試み

研究課題

研究課題/領域番号 04807082
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

小宮山 徳太郎  国立精神神経センター, 神経研究所疾病研究第三部, 研究員 (50126679)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1992年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードアルコール依存症 / 薬物探索行動 / マウス / 身体依存 / 行動軌跡
研究概要

マウスを用いてアルコール依存症モデルを作成し、その退薬後の行動軌跡を追求し、薬物探索行動を抽出することを計画し、東洋産業のMV-30を本研究費で導入した。
MV-30の測定装置では、遠赤外線を用いて動物の行動軌跡を追求出来る。この装置を用いてゾーン滞在時間、ゾーン進入回数、を抽出測定するコンピュータプログラムを作成することを計画した。現在そのプログラムの作成中のため研究成果に結びついていない。現在、作成中のプログラムの概要は以下の通りである。
1)マウスの飼育フィールドを4つのゾーンに分割する、2)それぞれのゾーンの間に、10cmの緩衝域を設定する、3)その緩衝域をマウスが越してはじめて特定ゾーンに進入したことにする。4)この条件のもとで、4分割したそれぞれのゾーン滞在時間およびゾーン進入回数を測定する。
上の解析プログラムが出来上がれば、次の実験計画でアルコール身体依存マウスに薬物探索行動が形成されているか否かを検討する。
1)ゾーン滞在時間及びゾーン進入回数が特定ゾーンに片寄っていないマウスを選択する、2)アルコール混入液体飼料でアルコール身体依存マウスを作成する、3)アルコール退薬と同時に、行動解析装置にマウスを移して行動軌跡を測定し、同時に退薬症状を記録する、4)4つのゾーンのうち3カ所にそれぞれアルコール混入液体飼料と同じ濃度のアルコール溶液、アルコールを含まない液体飼料及び水道水の吸水口を設置し、12時間連続して行動軌跡を測定する、5)アルコール溶液ゾーンへの進入をアルコール探索行動と判定し、退薬症状評価点とアルコール溶液ゾーン滞在時間、進入回数および平均滞在時間とから、退薬症状の変化と探索行動の相関関係の有無を検討する。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi