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遺伝子診断(DNAフィンガープリント法)を用いた成長発育分析法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 04807152
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児・社会系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

小野寺 知子  昭和大学, 歯学部, 助手 (10231242)

研究分担者 柴崎 好伸  昭和大学, 歯学部, 教授 (40014005)
槙 宏太郎  昭和大学, 歯学部, 助手 (80219295)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1992年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードDNA / 塩基配列 / ハイブリダイゼーション / パターン解析 / セファログラム / 遺伝子診断 / フィンガープリント法 / 不正咬合
研究概要

成長発育中に生じる不正咬合・咀嚼障害を診断し、適切な治療法を決定するためには、頭蓋顎顔面骨の成長にともなった変化を可能な限り正確に予測することが不可欠である。従来、歯列模型の分析やセファロ分析などが用いられてきているが、これらの方法の多くは、個体の計測値から集団の中における変異性を見つけ出し、統計的手法によって変化傾向を推測するという標本調査的手段を基盤としている。したがって、形質発現の速度(成長速度)が母集団と大きく異なっているものや経年的資料を持たない個体においては、その確定精度が著しく低下してしまうという危険性を含んでいる。そこで、本研究では、DNAフィンガープリント法を用いて、被験者およびその血縁関係者におけるゲノムDNAの塩基配列パターンを顔面形態とを比較、塩基配列パターンと顎形態の特徴点から遺伝性を評価し、成長発育を予測する方法を確立することを目的とした。
本年度には、以下の各点を行なった。
【DNA塩基配列の決定】
1;各被験者末梢血の有核細胞からのDNA抽出法を確立した。
2;ハイブリダイゼーション(hybridization)によるパターンを解析するための画像解析システムを確立した。 泳動記録をCCDカメラにて入力し、各被験者の濃度分布をヒストグラムにて表示し、差異を定量評価することが可能となった。
【顎顔面形態とDNA塩基配列パターンとの関連性の評価】
1;被験者と血縁関係者のセファログラムを撮影し、計測値から顔面パターンを分類、各形態の特微点、類似点を抽出した。
2;DNA塩基配列パターンとセファログラム計測値を比較・検討を加えた。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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