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血小板分子マーカーの測定に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04807170
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 病態検査学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

渡辺 清明  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20101983)

研究分担者 半田 誠  慶応義塾大学, 医学部, 講師 (40129614)
川合 陽子  慶応義塾大学, 医学部, 助手 (00129727)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード血小板 / 分子マーカー / グライコカリシン / GMP140
研究概要

本研究では新たらしい血小板分子マーカーとしてグライコカリン(GC)とGPM140の2種類についてその臨床的測定と意義について検討した。下記の成果より両者は血詮,〓症の循環障害の把握に有用であった。1.GCおよびGMP140に対するモノクローナル抗体の作整。血小板の溶解液をWGA(wheat germ aggulutinin)のレクチンアフィニティークロマトグラフィーを行い、これをN-アセチルグルコーサミンで溶出し、WGA分画を得た。これを、マウス腹腔内に注入し、通常の方法でモノクローナル抗体を作整した。抗体の特異性は血小板をウエスタンブロット法にて展開し、確認した。その結果、GCに対する抗体2種類(PL52-4,WGA-3)とGMP140に対する抗体2種類(PL7-6,WGA-1)を得た。2.GCおよびGMP140のサンドイッチELISAによる測定。GCの測定はWGA-3抗体を固推化した96穴のマイクロプレートにサンプルを50μl添加し,37℃,1時間反応させた。ついで、POD(パルオキシダーゼ)標識PL52-4抗体50μlを加え、37℃,1時間反応させ,発色剤を加え,光電比色計で比色した。GMP140もWGA-1,PL7-6抗体を用い,同様の方法で測定した。3.GCおよびGMP140の血中濃度。正常人50名での検討では、正常値はGC1459±1020ng/mlGMP140,1676±650ng/mlであった。4.患者抗体での検討。GCは糖尿病患者で増加傾向を示し、血小板保存をすると上昇した。またGMP140は血栓性血小板減少性紫斑病,hemolyhic ureruic syndrme ARDSなどの患者で有意に高値を示したが、人工心肺,人工透析使用患者では変動しなかった。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Katayama,M.Handa H.Anbo,et al.: "A monoclonal antibody-based enzyme immunoussay for human GMP-140 /P-selction" Journal of Immunological Melhods. 153. 41-48 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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