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舞踊動作および表現行動の記述法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 04808017
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

森下 はるみ  お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (60017134)

研究分担者 鈴木 敏朗  秋田大学, 教育学部, 教授 (50006475)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード舞踊記述法 / 動作要素 / 計量解析
研究概要

1)舞踊記述法に関する資料収集;資料はA:音楽関係、B:舞踊関係、C:コンピーュター関係にわたって収集閲覧した。Bのうち、日本の舞踊記述法については東京国立文化財研究、早稲田大学の演劇博物館などの資料を、西洋のものについては芦原コレクション(都上野図書館)、ニューヨークのリンカーン・センター、ラバン・センターおよびいくつかの大学図書館の資料を対象とした。
2)舞踊の計量化にかんして;音楽にくらべると視覚情報量が膨大で、再現可能な全体の記号化は困難という結論にいたった。そこで、実用のための記録はマルチメヂアにゆだね、分析のためには、目的にみあった記号化・抽象化に限ること、本年は、それに基ずく計量プログラムを試作することを目指した。
3)計算プログラムのモデルとしては、動物行動学における動作要素(エレメント、動作カテゴリー)の抽出と行動連鎖の解析法を参考にした(Rousenfeld H.M.;Mesurement of body motion and orientation 1982)。
4)バレエと日本舞踊の特定作品について、まず最初は、型や技法名を動作要素としてとらえ、上記プログラムを適用した。しかし、型や技法名が、運動学的な一貫性をもたず、この点を修正検討する必要があることがわかった。
5)比較研究のためには、(A)普遍性のある動作要素の抽出分類と、意味単位の連鎖の解析には(B)マルコフ過程の適用の可能性を今後の具体的課題としている。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 森下 はるみ: "舞踊の科学-記録法とその応用" 体育の科学. 42. 283-287 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 森下 はるみ: "身体表現の科学" 中京大学体育研究所紀要. 7. 113-118 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 林 良雄,鈴木 敏朗: "情報処理教育をめぐって" 秋田大学教育学部 情報科学研究紀要. 1. 73-86 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 桂 博章,鈴木 敏朗: "民謡の音楽的教育的価値について" 秋田大学教育学部 教育工学研究報告. 14. 33-42 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 桂 博章,鈴木 敏朗: "音楽教育の問題点" 秋田大学教育学部 教育工学研究報告. 15. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 林 良雄,篠田 伸夫,鈴木: "個人による広域情報発信の問題点" 秋田大学教育学部 情報科学研究紀要. 2. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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