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ジーンターゲッティング法を用いたマウス個体内でのδEF1遺伝子の機能検索

研究課題

研究課題/領域番号 04833010
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 分子細胞生物学
研究機関大阪大学 (1993)
名古屋大学 (1992)

研究代表者

東 雄二郎  大阪大学, 細胞生体工学センター, 助手 (30181069)

研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード転写制御 / 組織特異性 / レンズ細胞 / クリスタリン遺伝子 / ES細胞 / ジーンターゲッティング / 発生 / マウス / シーンターゲッティング
研究概要

遺伝子の発現制御は、主に転写の段階で転写制御因子により行われる。転写制御因子にはアクチベターとリプレッサーの大きく分けて2つのタイプがありこれらの協調した働きにより厳密な遺伝子発現が行われるということが明らかになりつつある。転写制御因子δEF1はニワトリのδクリスタリン遺伝子の転写抑制に関わる因子である。δEF1はδクリスタリン遺伝子のエンハンサー上でDNA認識配列がオーバーラップしたアクチベーターと競合することにより遺伝子発現を制御していると思われる。一方δEF1の発現は意外にも水晶体以外の特定の組織でも胚発生の時期において強く、δEF1はδクリスタリン遺伝子のみならず、他の遺伝子の発現の制御に対しても幅広く関わっていることが予想された。
現在マウスにおいてジーンターゲッティング法(標的遺伝子組み換え法)により突然変異個体を作製して生体内における任意の遺伝子の機能を解析することが可能となった。そこで本研究ではδEF1の胚発生における機能を明らかにする目的でマウスを用いてδEF1遺伝子欠損個体の作製を計画した。まずマウスδEF1 homologue(mδEF1)のcDNA、ゲノムDNAのクローニング、及びそれらの大まかな構造解析を行った。得られたゲノムDNAを用い、δFE1のDNA結合に重要なカルボキシル基末端側のZn-フィンガードメインを欠損するような変異を導入したターゲッティングベクターを構築した。このベクターを用いて変異個体の作製を行いヘテロ変異個体までの作製に成功した。δEF1ホモ変異個体については現在作製中である。またマウスにおける胚発生過程でのmδEF1の発現をmRNAレベルでノーザンハイブリダイゼーション法により調べた。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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