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熟知した物体と新奇な物体に関する新連合プライミング

研究課題

研究課題/領域番号 04F04024
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 教育心理学
研究機関東京福祉大学 (2005)
筑波大学 (2004)

研究代表者

太田 信夫  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授

研究分担者 SIEGENTHALER A. L.  
SIEGENTHALER A.Louis  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードプライミング / 物体認知 / 顔認知
研究概要

本研究は、近年、記憶研究者間で関心の高い潜在記憶研究の枠組みで行われるものである。博士の学位論文では人間の顔写真を材料として連合プライミングをみたが、本研究では、物体の写真を用いた。研究の目的は、物体の知覚に関する認知神経システムが、顔を対象とした場合と類似の方法で顔以外の種々の対象にも適用できるかどうかを検討することである。異なる方向からみた日常的物体(たとえば、本、ティーカップ)のカラー写真を使用し、2つの実験が計画された。ひとつは、同一物体の異なる写真をペアとした連想プライミングの実験である。もうひとつは、異なる物体からなるペアの連想プライミングを検討する実験である。現在、実験の計画は十分に練り上げられできている。また、実験材料の作成と、刺激提示のための新しいソフトウエアの開発もほとんど終わりに近づいている。そして、非常に多くの物体の写真の作成と選択などの準備作業に、長い時間を費やしている。まもなく予備実験を行い、この5月からは本実験に入る予定である。
この実験との関連で、本年度は言語能力に関して若者と高齢者のスコアのメタ分析を行い、この結果は第6回SARMAC学会(2005年1月)大会で発表した。また高齢者のワーキングメモリに関して、認知的成分が加齢に従って減少することについて検討し、第2回ワーキングメモリ国際会議(2094年8月)で発表した。第28回国際心理学会(2004年8月)においては、種々の知的成分の加齢に伴う変化についての分析結果を発表した。これらのどの研究も、以前から行っていた共同研究である。
論文の執筆については、トロント大学で取得した学位論文を"Memory and Cognition"に投稿した。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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