研究課題/領域番号 |
04F04273
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
李 洪茂 早稲田大学, 商学学術院, 教授
|
研究分担者 |
李 賢珠 早稲田大学, 商学学術院, 外国人特別研究員
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
|
キーワード | 人的損害 / 労災保険 / 身体障害等級 / 診療費 / リハビリテーション / 生活の質 / 医療費の報酬体系 / 障害者 / 職場復帰 |
研究概要 |
人的損害に対処する保険制度には、健康保険・年金・自動車保険・労災保険・介護保険等がある。これらの保険制度は、それぞれ独立した制度であり、その目的も異なっている。しかし、これらの制度が目的とすることは、人的損害に対する対処であることから多く面で、その機能が重複している。従って、世界の中で一番類似している人的損害に対する日韓の保険制度を比較することによって、人的損害に対する保険制度における諸問題に対する方策を提示することを目的とした。研究の方法は、文献調査、それに関連した機関の訪問調査、対象者に対する実態調査を行った。日本と韓国における人的損害に対する保険制度の研究について具体的な内容は次のとおりである。最初に、日韓両国の労災保険制度の比較通じた問題点及び改選案、二つ、各種制度における障害等級の基準と内容の日韓比較を通じて、日韓両国における障害等級の判定及び利用実態とそれに関する問題点及び改選案、三つ、日韓における診療費の処理の実態について日韓比較を行い、とそれに関する問題点及び改選案を提示した。四つ、労働災害者に対するリハビリテーションの制度と実態に対する日韓比較を行い、日韓両国におけるリハビリテーションの問題点及び改選案を提示した。最後に、労災保険の場合、事業主の災害補償責任の履行手段であり、障害者の生活の質の低下に対する対策が講じられるべきである。従って、本研究では、労働災害による障害者の生活の質に対する実態と問題点について日韓の取組みを比較し、対策を提示した。
|