• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

オプトエレクトロニクス・スピントロニクの応用に向けた希薄磁性半導体酸化物に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04F04554
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 数理物理・物性基礎
研究機関独立行政法人物質・材料研究機構

研究代表者

羽田 肇  独立行政法人物質・材料研究機構, センサ材料センター, センター長

研究分担者 SELVARAJ Venkataraj  独立行政法人物質・材料研究機構, センサ材料センター, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード酸化亜鉛 / 希薄磁性体 / レーザーデポジション
研究概要

前年度の成果を踏まえ,平成18年度には、目的とする添加物を加えた酸化亜鉛試料の調整とその評価を行った。
(1)ターゲット材料の合成と薄膜の合成
ターゲット材は、セラミックスペレットとし、これは高い純度を確保するため、ジルコニア質、あるいは、マグネシア質の耐火物を用いて焼成することとした。また、軽元素を添加物とした検討を行うため、退席した薄膜に対して、プラズマ照射を行い、窒素などの軽元素不純物の導入を試みた。
(2)薄膜合成条件の検討
これまでの検討から、薄膜成長条件のうち、温度の効果は明らかとなってきたが、成膜圧力の効果については未だに不明であった。特に、遷移金属系の添加物を加えた際に、成膜雰囲気と得られる膜の性状との関係を知ることは、最終的な素子形成に於いてきわめて有用な知見を与えるモノであった。そのため、成膜中の酸素分圧の効果をより詳細に検討した。
(3)分析
発光・吸収分光分析結果を評価するための評価ソフトウエア等の充実を図っており、これらを用いた光学特性評価を推進した。特に、遷移金属の状態評価に取り組んだ。また,遷移金属添加、軽元素添加に基づく、伝導性の変化を詳細にとらえるため、ホール効果の温度依存性、磁気抵抗測定を行い、希薄磁性半導体としての酸化亜鉛の特性を詳細に検討し、合成条件にフィードバックした。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi