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ラゴスにおける都市化モデルへのエコシステム手法の応用

研究課題

研究課題/領域番号 04F04820
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 環境影響評価・環境政策
研究機関東京大学

研究代表者

大西 隆  東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授

研究分担者 BRAIMOH A.K.  東京大学, 先端科学技術研究センター, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードリモートセンシング / ロジスティック回帰モデル / ラゴス / 都市化 / 郊外化 / 都市政策 / 住宅政策 / 交通政策 / ロジスティックモデル / 一般線形モデル / ガーナ / 土地利用変化 / 土地利用 / 環境変化 / ナイジェリア / GDP
研究概要

ラゴス都市の郊外化に対処するための土地利用管理の手法を明らかにすべく、以下の研究を行った。
1 Korobu, Ibafo, Alagbadoの3つの自治体を対象地域とし、衛星観測によるリモートセンシングデータを用いて、対象地を住宅地、工場/商業用地、都市的土地利用以外の土地、水面に区分した。
2 対象地域の現地調査を行い、郊外化状況の目視的確認と低密度開発によるスプロールの実態を確認するとともに、対象自治体において人口分布、土地所有権や住宅購入の資金、道路・空港・港湾などの交通インフラの整備状況、モデル分析に用いる社会経済データの収集を行った。
3 非都市的土地利用から業務・商業地域への変化を引き起こす要因を明らかにすべく、DEMモデルを用いた地形データと2で収集した社会経済データを説明変数、上記1で構築した土地利用データを被説明変数とするロジスティック回帰モデルを用いた分析を行い、業務・商業用途はCBDからの距離に強く規定していることを明らかにした。また住宅地についても同様の手法による分析を行い、ラゴスにおける住宅的土地利用の拡大は人口増加要因のみでは説明ができないことを示し、幹線道路や水場へのアクセシビリティ等の多数の要因が影響しているとの結論を得た。
4 上記3の分析結果と対象地区の都市政策より、業務/商業用途と住宅用途を区分する空間政策や低所得者向けの住宅政策の欠如がラゴス都市圏の拡大につながっているという仮説を提唱し、ラゴス都市のスプロール抑制策として、都市行政の強化、交通インフラの整備、住宅金融政策の拡充の3つの政策提言を行った。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] Spatial determinants of urban land use change in Lagos, Nigeria2007

    • 著者名/発表者名
      Adamola K.Braimoh, Takashi Onishi
    • 雑誌名

      Land Use Policy (冊子体未刊行)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Random and systematic land-cover transitions2006

    • 著者名/発表者名
      Braimoh, A.K.
    • 雑誌名

      Agriculture Ecosystems and Environment 113

      ページ: 254-263

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Soil quality and other factors influencing maize yield2006

    • 著者名/発表者名
      Braimoh, A.K., Vlek, P.L.G.
    • 雑誌名

      Soil Use and Management 22(2)

      ページ: 165-171

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Random and systematic land-cover transitions in northern Ghana2006

    • 著者名/発表者名
      Ademola k.Braimoh
    • 雑誌名

      Agriculture, Ecosystems and Environment 113

      ページ: 254-263

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Land-Cover Change Trajectories in Northan Ghana2005

    • 著者名/発表者名
      Ademola K.Braimoh, Paul L.G.Vlek
    • 雑誌名

      Environmental Management 36・3

      ページ: 356-373

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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