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プロモーターは転写後にRNAが識別される過程にどのように関わっているのか

研究課題

研究課題/領域番号 04J01234
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 細胞生物学
研究機関京都大学

研究代表者

福家 浩之  京都大学, ウィルス研究所, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードRNA / 核・細胞質間輸送 / 転写反応 / プロモーター / 3'末端形成反応 / アフリカツメガエル卵母細胞 / polyadenylation / RNA核外輸送経路 / UsnRNA / mRNA / RNAポリメラーゼ / RT-PCR
研究概要

前年度に引き続いて、RNAの3'末端形成反応によってそのRNAの核外輸送が受ける影響を明らかにするために研究を行ってきた。
その結果、3'末端にpoly(A)の付加を受けたRNAは、その他にmRNAとしての特徴を持たない場合でも、mRNA型の核外輸送を示すことが確かめられた。
次に、この現象の分子メカニズムを明らかにするための実験を行った。分子メカニズムとしては、(1)poly(A)の長さがRNAの長さに寄与し、mRNAとして認識されることにつながっている(2)poly(A)付加の際に、mRNAを特徴づけるタンパク質因子がRNAと結合する(3)poly(A)は、その長さに関わらず、mRNAの特徴として認識されるなどの可能性が考えられる。種々の実験の結果、(3)の可能性を否定することを示す結果が得られたが、現在利用している実験系では、さらなる分子メカニズムの完全な解明を行うのは困難であると思われた。
現在、poly(A)付加を受けたRNAに結合するタンパク質因子を同定するために、免疫沈降実験を行っている。この実験により、分子メカニズムの概要を明らかにすることができると期待される。免疫沈降実験の結果を得られた後は、可及的速やかに国際雑誌に投稿する予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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