研究課題/領域番号 |
04J04405
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 東京大学 (2005) 東京工業大学 (2004) |
研究代表者 |
小南 淳子 東京大学, 大学院・理学系研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 惑星形成 / 原始惑星 / 円盤 / ガス / 惑星集積 / 原始惑星系円盤 / 動径方向の移動 / ガス円盤 |
研究概要 |
太陽系惑星形成モデルに基づく一連の研究により、これまで原始惑星系円盤内での微惑星の形成から火星サイズの原始惑星の形成、さらにそれらの巨大衝突による地球型惑星の成長、というシナリオが検証された。一方で原始惑星の重力は円盤内に疎密波を励起し、疎密波は原始惑星にトルクを及ぼす。これまでの研究によると惑星は負のトルクを受け成長するよりも先に太陽に落ちてしまうことが指摘されている。それゆえ、太陽系で惑星がなぜ生き残ったのかはなぞである。先行研究では簡単化の為、惑星の動径方向の移動は考慮されなかった。本研究では原始惑星と円盤を粒子で表現し、各々の粒子の運動方程式を数値的に積分しその軌道を追うN体計算により今まで簡単化の為考慮されなかった落下問題を検討する。 本年度は複数の原始惑星が存在する場合、その原始惑星どうしの相互作用が動径方向の移動にどのような影響を与えるのかを調べる。円盤に埋め込まれた複数の原始惑星の進化をN体計算し、より現実的な系での惑星形成を再現する。前年度からの研究成果の報告を学会で行い、投稿論文にまとめる。
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