研究課題
特別研究員奨励費
本研究は、CMOS LSIに代わる新しい機能を持った単電子LSIの構築を目的とする。その実現のために、量子ドット集積体と反応拡散アーキテクチャを組み合わせることについて調査・検討を行った。その結果、去年度の論文発表1件(単電子反応拡散デバイスの基本構成について)に引き続き、デバイスの応用について論文をさらに1件発表することができた(ボロノイ図の構成を行うデバイス)。さらに、国際会議および国内会議にて発表を行った。反応拡散アーキテクチャを踏まえ、量子ドット集積体にニューラルネットワークを導入することについて提案を行い、各国際会議、国内学会・研究会、論文へ発表を行った。2005年9月には国際会議発表においてBest Paper Award : Workshop on Unconventional Computing ECAL 2005を受賞した。各種の国際会議、国内学会・研究会へ積極的に参加することによって、様々な情報を入手することに成功し、また各国の研究者と活発な議論を行うことができた。なお、平成17年度の研究発表件数は以下の通りである。(共著含む)1 学術論文:3件2 国際会議発表:14件3 国内学会・研究会発表:3件
すべて 2006 2005
すべて 雑誌論文 (5件)
Chaos, Solitons & Fractals vol.27,no.4
ページ: 887-894
International Journal of Unconventional Computing vol.2,no.3&4(掲載決定)
Chaos, Solitons & Fractals (掲載決定)
IEICE Electronics Express vol.2, no.3
ページ: 76-80
International Journal of Unconventional Computing vo1.1, no.2
ページ: 177-194