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コンディショナルターゲッティング法を用いた転写共役因子の生物学的機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 04J09781
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 内分泌学
研究機関東京大学

研究代表者

岸本 正彦  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード転写共役因子 / ノックアウトマウス / 核内受容体 / 転写
研究概要

生体内の現象において遺伝子発現、とくに転写調節制御機構の解明は重要である。近年、DNAに結合し、作用する転写因子に加えて、これらに相互作用し転写を調節する転写共役因子の存在が明らかとなってきた。転写共役因子の中には、転写の促進に関与するコアクチベーターと称される群、また逆に転写の抑制に関与するコレプレッサーと称される群がある。これまで転写共役因子に関する研究はin vitroの系でなされたものが多く、その生物学的な役割については解明すべき点が多い。
一方、enhanced S-cone syndrome(ESCS)は常染色体劣勢遺伝型の網膜色素症であるが、最近、その原因遺伝子が、photoreceptor-cell specific nuclear receptor(PNR)であることが明らかとなった。PNRはリガンド未定のいわゆるオーファンレセプターであり、AAGTCAをハーフサイトとしてもつDR-1にhomodimerを形成して結合し、転写を抑制する。本年度は、PNRの転写抑制機構を担う因子として、当教室において同定された、新規の抑制型転写共役因子、Dev-CoRの生物学的高次機能を解明する目的のため、ノックアウトマウスの作成を試みた。Dev-CoRは網膜においてはPNRと局在をともにする一方で、少なくともノザンブロットによる検討では網膜、脳といった中枢神経系の組織に特異性をもって発現しており、網膜においてのみならず、これら中枢神経系組織においても何らかの機能を果たしている関与している可能性がある。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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