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フードシステムの変貌メカニズムと再編の課題-こんにゃくのケース-

研究課題

研究課題/領域番号 04J10576
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 農業経済学
研究機関東京大学

研究代表者

神代 英昭  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードフードシステム / 伝統的加工食品(こんにゃく) / 食と農の距離 / 技術革新
研究概要

平成17年度は研究課題に即し、第1に、歴史分析を踏まえたこんにゃくのフードシステムの現状分析を実証的に行った。第2に、フードシステムの再編に注目し、先進事例の成立過程、条件について考察した。その具体的な内容は、(1)研究内容の学際的な還元、(2)現地実態調査、(3)研究内容の実践現場への還元、(4)関連学会への出席、の4点に大きく集約される。以下はその詳細である。
(1)研究内容の学際的な還元・・・これまでの研究成果を基に、博士論文「こんにゃくのフードシステム研究-品目別視点に基づく構造論的接近-」を完成させ、2005年11月に提出した。それに加えて、2006年3月の日本農業経済学会においては、主産地のこんにゃく生産農家を対象とした、聞き取り調査の結果に基づく個別報告を行う。そこでは、これまでの研究成果であるフードシステムの変貌メカニズムを意識した上での、こんにゃく生産農家の現状分析、今後の課題について論じ、フードシステム研究と地域農業再研究をつなぐ研究を予定している。
(2)現地実態調査・・・博士論文の提出後の2006年2月、3月に、論文で扱った事例への追加調査を行った。特に、論文で取り上げた以降の近年の経営状況や今後の課題についての聞き取り調査を行った。
(3)研究内容の実践現場への還元・・・研究内容の社会的貢献を図り、各所で研究内容の報告を実施した。報告先は、東京都こんにゃく協同組合、埼玉こんにゃく協同組合、熊本県小国町、群馬県昭和村など。
(4)関連学会への出席・・・研究課題と関連性が深いフードシステム学会、日本農業経済学会、日本農業市場学会などに出席し、議論を重ね、研究内容へのフィードバックを図った。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 若年層のこんにゃく製品に対する消費と意識の実態2005

    • 著者名/発表者名
      石塚哉史, 小泉隆文, 数納朗, 神代英昭
    • 雑誌名

      農業市場研究 第14巻第1号

      ページ: 99-102

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] こんにゃくのフードシステムの構造的変貌2005

    • 著者名/発表者名
      神代 英昭
    • 雑誌名

      フードシステム研究 11・3

      ページ: 2-16

    • NAID

      130001994713

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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