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膜蛋白質予測システムSOSUIを組み込んだDNAマイクロアレイデータ解析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 04J61616
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 生物物理学
研究機関名古屋大学

研究代表者

朝川 直行  名古屋大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードバイオインフオマティクス / DMマイクロアレイ / 膜タンパク質
研究概要

現在のゲノム情報は不完全であり、遺伝子の機能が分かっていないものも多い。特に膜タンパク質と呼ばれる細胞内外の情報伝達や物質輸送などに中心的な役割を果たしているタンパク質については、精製や結晶化が難しく未知遺伝子からの機能や構造の決定が遅れている。これに対し、膜タンパク質予測ツールSOSUIは高精度に膜タンパク質を判別し、その構造をある程度の精度で予測する事ができるため、タンパク質の構造-機能相関から粗い機能予測を行うことが可能である。
一方で、生物ゲノムのうちどの遺伝子が発現あるいは抑制されているかを調べたマイクロアレイデータが多く得られてきている。発現パターンの解析による遺伝子の機能予測もいくつか報告されているが、大量のデータに対する新しい解析法の開発も望まれている。
そこで本研究では、ゲノム中の膜タンパク質のより詳細な機能予測や、膜タンパク質全体としての発現解析などを行うための解析法の開発を行った。
まずは酵母ゲノムについて、SOSUIによる構造分類と既知遺伝子のアノテーション、そして公開されている大量のマイクロアレイデータを統合したデータベースを構築した。そしてこのデータベースを利用して解析を行うためのシステムSOSUIarrayとして、計算やその結果を保持するサーバと、グラフ描画やインタフェイスをもつクライアントを作成することができた。
今後はこのSOSUIarrayシステムを利用して、酵母ゲノムの持つ膜タンパク質の詳細な解析を行っていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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