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統合失調症感受性候補領域9q及び20qにおける関連解析による感受性遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 04J61632
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 人類遺伝学
研究機関九州大学

研究代表者

後藤 大輝  九州大学, 生体防御医学研究所・遺伝情報実験センター・ゲノム機能学講座, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードヒト / 統合失調症 / 関連解析 / 連鎖不平衡解析 / SNP / 日本人集団
研究概要

統合失調症感受性遺伝子を同定することを目的として、受入研究室の服巻らが属するJSSLG (Japanese schizophrenia Sib-pair Linkage Group)の研究により示された疾患と弱いながら連鎖する11カ所の染色体領域の中から、他のグループからも連鎖の報告がある5q33.1領域を選択し、関連解析を行った。まず、上記の染色体領域において、データベース検索により、40個の遺伝子を候補遺伝子とし、各々の遺伝子領域全体をカバーするように約30kbごとにSNPを選定した。これらのSNPについて、Direct Sequencing法を用い、日本人集団からなる罹患群・健常群各100検体のタイピングを行った。これまでに設定した119個のSNPのうち101個のSNPについてタイピングが終了した。その結果、罹患群と健常群の間に有意水準5%レベルでの差が認められたのは、単点での遺伝子型頻度およびアレル頻度においては、それぞれ8SNPと5SNPであった。また、ハプロタイプ解析の結果、1%および5%レベルでの有意差がそれぞれ5組および6組のハプロタイプで見つかった。これらの結果から、単点解析とハプロタイプ解析の両方で有意差が見られた3遺伝子については統合失調症との関連が示唆された。残りのSNPについてタイピングを行うのとともに、有意差が認められたSNPについては第二の日本人集団を用いて再現性の確認を行った。これらの結果がまとまり次第、論文として公表する予定である。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2024-03-26  

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