研究課題/領域番号 |
05044104
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 大阪大学 (1995) 広島大学 (1993-1994) |
研究代表者 |
山田 靖宙 (1995) 大阪大学, 工学部, 教授
永井 史郎 (1993-1994) 広島大学, 工学部, 教授 (70013307)
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研究分担者 |
POONSUK Pras ソンクラ王子大学, 天然資源学部, 助教授
ARAN H-Kitti ソンクラ王子大学, 天然資源学部, 助教授
佐々木 健 広島電機大学, 工学部, 教授 (80140565)
山根 恒夫 名古屋大学, 農学部, 教授 (70026102)
山田 靖宙 大阪大学, 工学部, 教授 (00011891)
児玉 徹 東京大学, 農学部, 教授 (30011901)
大井 進 大阪市立大学, 理学部, 教授 (50046950)
西尾 尚道 広島大学, 工学部, 教授 (30034383)
NAPAVARN Nop カセサート大学, 理学部, 助教授
KITTIKUN Ara ソンクラ王子大学, 天然資源学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
23,000千円 (直接経費: 23,000千円)
1995年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1994年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1993年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
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キーワード | パーム油 / パーム油廃棄物 / リパーゼ / メタン発酵 / 爆砕 / 5-アミノレブリン酸 / モノグリセライド / 光合成細菌 / ジカルボン酸 / グリセロリシス |
研究概要 |
パーム油は古くから利用されているが、近年天然物指向などから食品等への新たな応用が注目されている。本研究では、パーム油の高度利用と、環境を配慮したパーム油廃棄物の有効利用と処理を目的として、生産国の一つであるタイ国の研究者と共同研究を目指すものである。2年度は以下の結果を得た。 1.パーム油の高度利用1)Olelyl benzoate(OB)は立体構造的またエステル基近傍の芳香族環などのため、通常のリパーゼでは加水分解が困難である。この目的を達成するべくOBあるいはパーム油を分解する微生物を単離し、リパーゼ活性を検索した結果、位置選択性が高くかつOBに選択性の高いリパーゼを生産する細菌を見い出した(山田,H,Kittikun)。2)細菌起源のリパーゼを用い、パーム油からのモノグリセライド生産を目的に、各種微粒子無機担体を固定化したリパーゼの反応活性を検討した結果、炭酸カルシウムがグリセロリシス反応活性と反復使用に優れていることが判明した(山根,H-Kittikun)。3)パーム油からのジカルボン酸生成反応生産物群の分析条件を確立し、各種ジカルボン酸生成菌の変異株取得条件を決定した(児玉,Prasertsan)。 2.パーム油廃棄物の有効利用と処理 1)パームヤシ固形廃棄物を爆砕処理し(210および220℃)、その後酵素反応条件を検討した。また、パームケーキからのヘミセルロースの回収を試み、収率60g/kg-ケーキを得た(大井,Prasertsan)。2)タイで真水性凝集性光合成細菌を分離し、パーム油廃水処理へ適用し、5倍希釈排水(B.O.D.=3,000mg/liter)の処理が可能となった。また、光合成細菌(Rhodobacter sphaeroides)によるメタン発酵消化液からの5-アミノレブリン酸生産を試みた(佐々木,Noparatnaraporn)。3)グルコースモデル廃水を用い高速メタン発酵が可能なバイオリアクター(ガス循環型UAFP)を試作し操作条件を検討し良好な結果を得た(永井,西尾)。
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