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分子不斉金属ポルフィリン錯体を用いるヘム酵素活性部位の精密モデル化

研究課題

研究課題/領域番号 05209206
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

相田 卓三  東京大学, 工学部, 助教授 (00167769)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1993年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードチトクローム / ポルフィリン / エポキシ化 / オレフィン / スルフィド / スルホキシド化 / 不斉 / 金属ポルフィリン錯体
研究概要

チトクロームP-450の活性部位であるプロトポルフィリン-鉄錯体は右図に示すようにエナンチオトピックな構造を有しており、これがタンパク質にとりこまれると、その活性部位の面の上下が非対称になり、キラルとなる。本研究では、この活性部位のモデルとして、右のようなストラップポルフィリンを分子設計した。この錯体もストラップの存在によりキラルである。
昨年度までに、研究代表者らはこの亜鉛錯体はキラルHPLCにより光学分割可能であり、さらにそのマンガン錯体がイミダゾールの存在下でオレフィンを不斉エポキシ化することを見いだしてきた。
本年度は、この鉄錯体のエナンチオマーがやはりイミダゾールの存在下で、スルフィド類を不斉選択的に酸化することを見いだした。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Lin-Chiu Chiang: "Asymmetric Oxidation of Scufides Catalyzed by an iron Complex of C_2-Chiral Strapped Porphyrin as a concepcually Neco P-450 Model Catalyst." J.Chem.Soc.,Chem.Commun.254-256 (1992)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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