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マルチエージェント環境と知識獲得プロセスに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05213205
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関静岡大学

研究代表者

山口 高平  静岡大学, 工学部, 助教授 (20174617)

研究分担者 渡辺 尚  静岡大学, 工学部, 助教授 (90201201)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードルールベース洗練化 / ルールインダクション / 機械学習 / 株式市場分析 / テクニカル分析
研究概要

ルールベースに適用すべきデータセット(DS)を選定するメタルールを学習させる事により,ルールベースの洗練化効果を安定させる枠組みを考案した.最初に,初期ルールベース(IRB)とDS群をルール実行部に与えて実行し,DS群をある評価基準により成功DSと失敗DSに分類する.次に,分類されたDS群から,ルールインダクションを適用して決定木を作成する.決定木の根節点から葉節点までのパスが,葉節点に含まれるデータ群を選択するための一つのメタルールとなる.さらに,得られたメタルールベースを用いて,DS群からIRBを洗練化するための学習DSを選択し,IRBとその学習DSをルール洗練化機構に与え,4種類の洗練化戦略(一般化,特殊化,ドメイン,タスク)を繰り返し適用しIRBを洗練化する.最終的に,DS選定ルールベースにより未知DSをスクリーニングさせて,洗練化ルールベースを実行し評価する.本枠組みを株式市場テクニカル分析ルールベースを洗練化する問題に適用した結果,DSを選定するためのメタルールの付与,並びに,ルールベースの洗練化を単独に実行しただけでは,洗練化されたルールベースがIRBより常に良い性能を発揮するとは限らなかった.しかしながら,その両方を実行すれば,ルールベースの洗練化効果が安定し,洗練化されたルールベースがIRBより常に良い性能を保持する事が判明した.今後は,経済環境が大きく異なるデータセットに対する洗練化効果の維持が大きな課題である.

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] T.Yamaguchi and Y.Tachibana: "A Framework for Rule Base Refinement in a Stock Market Technical Analysis" Proc.of 2nd Int'l Conf.on AI Appli.on Wall Street. 1. 259-268 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] T.Yamaguchi and Y.Tachibana: "Unifying Rule Induction and Rule Refinement" Int'l Journal of Intelligent Systems in Accounting,Finance,and Management. (近刊).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 戸田,山口,新谷: "知能化技術と意思決定支援システム" 計測自動制御学会 (近刊) (予定), 200

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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