研究課題/領域番号 |
05213220
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
岡田 光弘 慶應義塾大学, 文学部, 助教授 (30224025)
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研究分担者 |
西脇 与作 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30118989)
西山 佑司 慶應義塾大学, 言語文化研究所, 教授 (90051747)
石黒 英子 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30212872)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 論理的意味論 / モデル理論 / モンターギュ文法 / 可能世界モデル / 関連性理論 / 様相 / ムード表現 |
研究概要 |
外延的概念理解の典型的な枠組であるモデル論的意味論をベースにして自然言語、特に日本語固有の各種の内包性、様相概念を多世界モデル意味論(クリプキ可能世界モデル理論)の手法を用いて導入し、外延的意味論の上により高度な概念構造の表現論を与えた。このことはモンターギュ文法理論の手法を用いて高階の様相論理体系の中で実現された。特に日本語の「モード」「話者の意図」「話者の主観的態度」「様相」を表現する各種のとりたて助詞、係り助詞、敬語表現、感情動詞、知覚動詞、いろいろな文末の言い切り表現等の論理的意味構造を表わすことが可能な高階様相論理体系、内包論理体系の充実を前年度に引き続き進めた。又、この高階タイプ付論理表現の特徴をUNIXワークステーションを用いてUNIX環境下で分析した。このことを通してMLを変形して設計された我々の言語表現用プログラム言語によりモンダーキュ文法に基づく概念表現論が非常によく表わされることが示された。
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