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二酸化炭素流体における溶解度の分子論的解明

研究課題

研究課題/領域番号 05222212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

田中 秀樹  京都大学, 工学部, 助手 (80197459)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1993年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード超臨界流体 / エントレーナー効果 / 積分方程式
研究概要

超臨界二酸化炭素流体中への溶質の溶解度のエントレーナー依存性を調べるために,積分方程式による分布関数および自由エネルギーの計算を行なった。溶質としてナフタレンまたエントレーナーとしてオクタンを選び,少量のオクタン添加による溶解度の上昇の原因を検討した。純溶媒の場合には積分方程式は臨界点(温度T^*=1.3〓)のかなり近くまで(T^*=1.4)非較的簡単に得られたが,混合流体ではT^*=1.65が普通の方法で収束させる限界であった。純流体の場合には,溶解度はかなり正確に実験事実を再現でき,また混合流体ではエントレーナーによる溶解度の上昇もみられた。この原因はエントレーナー種による圧力の低下と溶質の周囲の大きな濃度ゆらぎによることが確認された。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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