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極低酸素Ti-Al金属間化合物の溶解製造法

研究課題

研究課題/領域番号 05223214
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

前田 正史  東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70143386)

研究分担者 池田 貴  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30212773)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1993年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワードチタニウム / アルミニウム / 金属間化合物 / 脱酸 / 電子ビーム溶解
研究概要

電子ビーム溶解法(EB法)による脱酸実験
純Ti線材とAl角材を電子ビーム溶解炉の垂直フィーダーに取り付け、回転しながら降下し連続鋳造することが可能となった。組成の制御についても、予備実験により確認したアルミニウムの蒸発による歩留まり(約75%)を考慮することによって容易にできるようになった。酸素濃度が50ppm程度の金属間化合物を製造することができた。さらに電子ビーム溶解することにより極低酸素化することが可能となった。たとえばTi-44mass%Al試料を2分間溶解すると、酸素濃度は50ppmから3ppm以下まで減少した。
溶解中のAlの蒸発量から溶融合金中のAlの活量を推定した。その結果γAl=0.06〜0.09であることがわかった。また、脱酸機構については、Tiのみでは酸素をO_2分子として除去できないことから、アルミニウム酸化物として除去されていると考えられる。実測した溶融Ti中のAlの活量から蒸気圧を求めると、Ti中の酸素は、2Al+O(in Ti)→Al_2Oのような反応によって除去できている可能性が高いと考えられる。
プラズマ溶解法による溶解実験
金属間化合物の溶解製造を容易に行うことが可能となったが、酸素量はEB法に比較して高いことがわかった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 前田 正史: "極低酸素金属間化合物の製造" 材料とプロセス. 6. 1620 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] M.Maeda: "Processing of Ultra Low Oxygen Titanium-Aluminide Intermetallic Compound" Proc.3rd Japan International SAMPE Symposium. 2. 1582-1587 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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