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無限次元多様体と表現論

研究課題

研究課題/領域番号 05230017
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

宇澤 達  東北大学, 理学部, 助教授 (40232813)

研究分担者 大島 利雄  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (50011721)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードコンパクト化 / 表現論 / 球函数
研究概要

宇沢は無限次元グラスマン多様体のコンパクト化の侯補を無限次元グラスマン多様体を形式的ローラン巾級数体上のベクトル空間内の格子の変型空間と考えることにより、proalgebraicな代数多様体としての「コンパクト化」を定義した。この定義の特徴は、格子の変型空間であるから、格子を1パラメータ部分群に沿って極限を取ることにより、境界点が得られることである。ループ群の中の1パラメータ部分群であるから、2方向に変型することができ、FeiginとFrenkelのsemi-infinite flag manifoldが得られることが解った。今後の課題として、境界点を全て決定すること、およびこの種の無限次元多様体の上でのD-加群の局所化等がある。
又、球表現のテンソル積の分解について、特にSL_2の時を詳しく調べた。このとき、四つ以上のSL_2-加群のテンソル積を取ると、SL_2-加群として既約表現に分解したとき、無限重複度を持つことが知られている。ここでは、幾何的な実現を取ることにより、重複度空間の基底として、青本-Gelfandの超幾何函数がとれることが解った。
大島は関口氏、落合氏とともに球表現の研究を深めるために、球函数の満す微分方程式の変型族を構成した。
ここで楕円函数があらわれるのは興味深い。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] I.Mirkoviy,T.Uzawa,K.Viove: "Matsuki correspondence for sheaves" Inventiones mathematicae. 109. 231-245 (1992)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 平澤 達: "整数論からあらわれる代数的対称空間の問題について" 1993保型形式シンポジウム報告書. 145-152 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] T.Matsuki,T.Oshima: "Enbeddings of discrete series into principal series" Progress in Mathematics. 82. 147-175 (1990)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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