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ポリマー固定化キラルルイス酸による触媒的不斉アルドール反応

研究課題

研究課題/領域番号 05234221
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関高知大学

研究代表者

清岡 俊一  高知大学, 理学部, 教授 (00036584)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1993年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード不斉反応 / キラルポリマー / アルドール反応 / ポリマー固定化キラルルイス酸 / キラルボラン
研究概要

式(1)に従って、各種高分子共重合法で、光学活性なポリマーを得た。仕込み組成や重合方法の差によって数種類のポリマーが得られて、それを用いて不斉アルドール反応を行った。またグルタミン酸をgamma位でスチレン系ポリマーに結合させた重合体も合成し反応を検討した。
式(2)の反応を基準反応として、触媒的不斉アルドールに対する合成高分子の効果を詳細に検討した。反応は得られたキラルポリマーへBH_3、THFを加え課題のポリマー固定化キラルルイス酸を系内で作成し、続いて低温で基質を加えてアルドール反応を行った。現在まだ反応の条件の検討中であり、モノマーの反応ほど高い選択性は達成されてはいないが、高分子を利用することで、反応処理さらに繰り返しリサイクルにすぐれていることが判明した。たとえばキラルモノマー/スチレン/DVB 1:8:1の懸濁重合によって得たポリマーを用いた触媒では64%eeというエナンチオ選択性を達成している。これらは新しい進展となっている。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] S.-i.Kiyooka: "Direct Enantioselective Synthesis of syn-L3-Diols by the reaction of Aldehydes with Silyl Enol Ethers...." Tetrahedron Letters. 35(印刷中). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] S-i.Kiyooka: "The Structure and Conformation of Chiral Borane-Aldehyde Complex..." Mem.Fac.Sci.,Kochi Univ.,Ser.C. 15(印刷中). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2019-02-28  

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