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粒子を含む高温噴流の熱流動解析

研究課題

研究課題/領域番号 05240203
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

神山 新一  東北大学, 流体科学研究所, 教授 (80006171)

研究分担者 上野 和之  東北大学, 流体科学研究所, 助手 (20250839)
西山 秀哉  東北大学, 流体科学研究所, 助教授 (20156128)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード噴流 / 粒子 / 乱流 / 数値解析 / 電磁場 / プラズマ溶射
研究概要

粒子を含むプラズマ噴流が基板に衝突する場合の熱流動特性を精度よく解析するための数理モデルを構築した。特に、粒子の熱伝導率が低い場合には、粒子の内部温度分布をも考慮しなければならないので、高温噴流中での微粒子の挙動に関してラグランジュ法を適用して解析を行った。なお、高温噴流の特徴である流体の物性値の温度依存性と輻射損失の影響を支配方程式に組み込み、乱流モデルとしては、κ-εモデルを用いている。混入粒子として,粒径=10〜50μmのアルミナ,ニッケル,タングステンの3種類を選び,具体的な計算を行った結果,粒子が高温噴流中で溶融した状態で基板に到達し、均質な皮膜を形成するための最適な粒子径の条件を明らかにした。次に、粒子濃度が大きい場合に問題となる粒子の壁面への衝突と粒子間衝突を考慮した場合の垂直管内下降流を対象に粒子濃度分布の変化をモンテカルロ法を用いて解析し、無衝突の場合との比較により、衝突の影響を明らかにした。さらに,プラズマ噴流への電磁場の影響を明らかにするために、高周波電磁場を作用させた場合の粒子を含む高温噴流の熱流動解析を行い、電磁場の操作により噴流の温度場の制御が可能なこと、および注入粒子の融点到達温度を正確に予測してプラズマ溶射プロセスの最適条件を求め得る計算法を確立した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 南聖源: "プラズマ溶射に用いられる粒子を含む高温噴流の熱流動解析" 日本機会学会論文集 B編. 59. 2135-2140 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] S.W.Nam: "Stochastic Numerical Analysis on Particle-laden Pipe Flow" Proc.5th Int.Symp.on Comp. Fluid Dynamics. II. 319-324 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 南聖源: "電磁場下の粒子を含む導電性高温噴流の熱流動解析" 日本機会学会第71期全国大会講演論文集. C. 455-457 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 西山秀哉: "磁場下の非平衡プラズマジェットの数値シミュレーション" 日本機会学会論文集 B編. 59. 80-89 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 西山秀哉: "三流体モデルによる磁場下の非平衡プラズマジェットの数値シミュレーション" 日本機会学会第71期全国大会講演論文集. C. 452-454 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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