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Mn-57ビームによる鉄の新化合物のミクロ合成の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05243213
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関理化学研究所

研究代表者

安部 文敏  理化学研究所, 核化学研究室, 主任研究員 (50087491)

研究分担者 那須 三郎  大阪大学, 工学部, 助教授 (00030057)
前田 はるか  理化学研究所, 核化学研究室, 研究員 (80260199)
小林 義男  理化学研究所, 核化学研究室, 研究員 (30221245)
大久保 嘉高  理化学研究所, 核化学研究室, 先任研究員 (70201374)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1993年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードMn-57 / 鉄 / ミクロ合成
研究概要

本研究は多くの価数を示すマンガンに注目し、理研のリングサイクロトロンを用いてマンガン-52(半減期:5.6日)およびマンガン-56(半減期:2.6時間)を種々のマンガン化合物にインプラントし、核化学的手法によりインプランテーション後のマンガンの価数を決定し、ついで、理研のリングサイクロトロンとRIPSを用いて、マンガン-57(半減期:1.45分)を同様に一連のマンガン化合物にインプラントし、マンガン-57からベータ壊変で生成する鉄-57の発光メスバウアースペクトルを測定してその化学状態を明らかにすることを最終の目的としている。本年度は第1年度として、照射法、分離法の確立、および鉄-57の発光メスバウアースペクトルを測定するための散乱槽の設計、製作およびテストをおこなった。鉄ターゲットを理研リングサイロトロンで加速した重イオンで照射し、ターゲットフラグメンテーションで生成するマンガン-52(半減期:56日)をキャッチャーフォイルに捕捉し、ガンマ線スペクトロメトリーにより同定した。さらに、化学的にマンガンを分離し、そのの価数を決定するためのイオン交換法を確立した。一方、鉄-57の発光メスバウアースペクトルを測定するための散乱槽の製作は順調に進み、オフラインのテストも終了した。近日中に理研の加速器施設に搬入し、ビームラインに設置する予定である。設置後はまずクーロン励起メスバウアー分光でオンラインのテストを行ない、ついでマンガン-57を用いる実験に進む予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] F.Ambe 他: "Preparation of a Redioactine Multitoc〓〓 Sol〓〓〓ion from Iron Foil Irradiated by 80 MeV/n〓cleon ^<〓6> Ions21GC01:J.Radioanal.Nucl.Chem.,Lett." 186. 113-117 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2019-02-28  

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