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家族性アミロイドーシスの発症機構と血清アミロイドP成分の関与-ジーンターゲティング

研究課題

研究課題/領域番号 05253217
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関山梨医科大学

研究代表者

前田 秀一郎  山梨医科大学, 医学部, 教授 (10117244)

研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードアミロイドーシス / 血清アミロイドP成分 / ジーンターゲティング / 相同DNA間組換え / 胚幹細胞 / 遺伝性疾患
研究概要

1.マウス胚幹(ES)細胞の血清アミロイドP成分(sap)遺伝子に挿入変異を導入するため、ES細胞の由来した129/Sv//Evマウスの遺伝子ライブラリーからsap遺伝子を単離し、これを用いて、次のようなジーンターゲティングベクターを構築した。
[5'-flanking region(約1.8kb)及び3'-flanking region(約2.5kb)を含む全sap遺伝子の第2エクソンに、マウスのES細胞で発現するMC1プロモーターに接続したG418耐性遺伝子を挿入し、さらにMC1プロモーターに接続したヘルペスtk遺伝子を5'端に接続したもの。]
2.上記1.のベクターをマウスES細胞に導入して得たG418及びFIAUに耐性の約120個の細胞の各々からDNAを抽出した。
3.上記2.のDNAの各々について、PCR法で、ジーンターゲティングの有無を調べた。しかし、変異遺伝子に特異的な2.9kbのフラグメントの増幅は無く、3個に1.6kbのフラグメントの増幅を認めた。そこで、これら3個のクローンについて、DNAをEcoR1制限酵素で切断し、sap遺伝子の5'端をプローブとして、サザーンブロット法で遺伝子標的組み込みの有無を検索した。しかし、内在性の正常sap遺伝子由来の5.8kbのバンドのみを認めた。これら3個のクローンについては、sap遺伝子の3'端をプローブとして、同様にサザーンブロット法で遺伝子標的組み込みの有無を検索する計画である。また、今後さらに多くのG418及びFIAUに耐性のES細胞を調べ、sap遺伝子に挿入変異が導入された細胞株を単離したいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Episkopou,V.et al.: "Disruption of the Transthyretin Gene Results in Mice with Depressed Levels of Plasma Retinol and Thyroid Hormone." Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.90. 2375-2379 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Yamamura,K.et al.: "Transgenic Mouse Model for Human Genetic Diseases." Mol.Repro.Develop.36. 248-250 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Horie,K.et al.: "Structures of Replacement Vectors for Efficient Gene Targeting." J.Biochem.(in press).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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