研究課題/領域番号 |
05262103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 国立予防衛生研究所 |
研究代表者 |
倉田 毅 国立予防衛生研究所, 感染病理部, 部長 (50012779)
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研究分担者 |
荒尾 雄二郎 国立予防衛生研究所, 感染病理部, 主任研究官 (40151146)
山西 弘一 大阪大学微生物病研究所, 麻疹部門, 教授 (10029811)
小島 朝人 国立予防衛生研究所, 感染病理部, 室長 (30100077)
岩崎 琢也 国立予防衛生研究所, 感染病理部, 室長 (90146027)
佐多 徹太郎 国立予防衛生研究所, エイズ研究センター, 室長 (00162397)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1993年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | HIV / EBV / HHV6 |
研究概要 |
HIVは感染後潜伏持続感染に移行し、CD4リンパ球が徐々に破壊され、免疫不全と結果するか、何らかの要因により、著しい活性化が起こり、日和見感染や腫瘍等の合併症により死に至る。潜伏持続感染から全身リンパ節の系統的・持続的腫瘍を伴う発症機序に関して、前回ヒトヘルペスウイルス6(HIVと標的を同じくする)の関与を病理学的、ウイルス学的に示唆したが、今回は感染者の病態の推移とEBVとの動態について検討し、次の結果を得た。 1 大腸菌で発現させたglutathione-S-transferase(GST)融合蛋白(HIV-p17、p24、integrase、EBV-ZEBRA)と抗GST単クローン抗体(1G05)を用いたサンドイッチ法によるELISA系で、HIV感染者(36名の感染者からの147サンプル)における血清中の特異抗体を定量可能となる迅速で安価なELISA測定系が確立できた。 2 感染者からの全血清サンプルが少なくとも1種類のHIV抗原と反応した。 3 抗EBV-ZEBRA抗体は感染者において出現頻度が高い傾向が見られた(p<0.001)。 4 HIV感染者(36名内の26名)における経時的変化では以下の特徴的な5種類のパターンが観察された。 1)CD4陽性細胞比の減少と抗HIV抗体の減少に相関 2)CD4陽性細胞比の安定時には各抗体の動態も安定 3)抗p24抗体の減少と抗p17抗体の上昇の逆相関 4)抗ZEBRA抗体と抗integrase抗体の動態に相関 5)抗ZEBRA抗体の上昇
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