• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

固定化RNA選択法を用いた新しいRNA酵素の作成とその機能構造に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05265217
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

大島 靖美  九州大学, 理学部, 教授 (90037606)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1993年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワードリボザイム / 固定化基質 / SELEX
研究概要

現在までに、我々は(-)sTRSVを基礎としたヘアピン型リボザイムのAGAA配列に固定化RNAによる選択方法(3回選択)を適用し、高い切断活性に必須な配列はNGAPuであることを示した。
ハマーヘッド型リボザイムについては、invariantと考えられていたCUGAUGA配列について4回の選択を行った結果、2番目または4番目のUが異なる塩基となった計3種類の活性リボザイムを見出した。また、同じく1本鎖部分をなすGAA部分をランダム化したRNA集団について1回の選択を行って、変異をもつリボザイムクローン16種類18個を得た。この中で確かに活性を有するものは5種類7クローンであり、それらは全てランダム化した部分がGAAであった。従って、このGAA配列が活性に必須である可能性が強い。
さらに全長14塩基をランダムにしたミニハンマーヘッドリボザイム集団から出発して計7回の選択を行い、30余りのリボザイムクローンを得た。これらの中には活性を有するものが多数含まれているが、その中には14ヌクレオチドでデザインした活性部分が22または21ヌクレオチドまで長くなったものが多いことが見出された。現在これらの配列と活性の関係を解析中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Tani: "Analysis of sequence requirements in ribozymes for the catalysis of the cleavage reaction by a novel selection method" Abstracts of RNA Processing Meeting. 318-318 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2019-02-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi