研究課題/領域番号 |
05266211
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
豊島 喜則 京都大学, 総合人間学部, 教授 (60013166)
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研究分担者 |
椎名 隆 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 助手 (10206039)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1993年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 光 / 葉緑体 / 転写制御 / コムギ / psbC / psbD / 転写制御因子 / in vitro転写系 |
研究概要 |
葉緑体DNAにコードされたpsbD/C遺伝子クラスターに存在する光応答プロモーター(D/C-3)からの転写は、光照射後のプラスチド抽出物中に存在する核コードの転写制御因子によって活性化されることがin vitroでの転写実験から明らかになっている。本年度はこの因子の精製及び光応答に関わる特異的シス配列の同定を試みた。 1.転写制御因子の精製 光照射後のプラスチド抽出物に含まれる転写制御因子をヘパリンセファロースアフィニティーカラムによって葉緑体RNAポリメラーゼから分離して部分的に精製する手法を確立し、さらにこの因子を、葉緑体RNAポリメラーゼあるいは光照射前のプラスチド抽出物に添加する事で光応答D/C-3プロモーターからの転写がin vitroで活性化されることを確認した。また、この因子を精製した大腸菌RNAポリメラーゼホロ酵素と組み合わせた場合でも、同様にD/C-3プロモーターからの転写が誘導される事が分かった。さらに、大腸菌RNAポリメラーゼを用いるアッセイ系を指標として、転写制御因子を含む画分から複数種のカラムを用いてこの因子を生化学的に精製する事を試みている。 2.光応答に関わる特異的シス配列の同定 光応答D/C-3プロモーターを複数のDNA断片に分断しそれらをプローブとして、部分精製した転写制御因子を含む画分を用いたゲルシフトアッセイを行った。その結果、転写開始点の135bp上流までの領域に特異的に結合するDNA結合タンパク質が存在する事が分かった。
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