研究課題/領域番号 |
05272223
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
中村 幸夫 理化学研究所, 造血制御研究チーム, 研究員 (60231479)
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研究分担者 |
広近 玲 理化学研究所, 造血制御研究チーム, 研究員 (90260223)
徳元 康人 理化学研究所, 造血制御研究チーム, 研究員
中内 啓光 理化学研究所, 造血制御研究チーム, チームリーダー (40175485)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1993年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 骨髄移植 / 免疫寛容 / clonal deletion / clonal anergy / 骨髄キメラ |
研究概要 |
移植臓器特異的な寛容を導入する方法の一つとしてドナー由来の骨髄細胞による骨髄移植が有効であることが知られている。我々はドナー特異的な寛容の誘導の際のclonal deletionとclonal anergyの役割を明らかにすることを目的とし、限定された抗原とそれに対して反応するT細胞レセプターを認識するVbeta抗体を用いて骨髄キメリズム、T細胞のclonal deletion、そして皮膚移植片生着期間の関係を解析することを試みた。移植抗原としてはEalphaを、骨髄キメリズムのマーカーとしてはLy5のアロタイプを、またI-E反応性のT細胞の存在はVbeta11抗体により解析した。その結果、1)骨髄キメリズムの高さとVbeta11陽性T細胞のdeletionの程度には正の相関があること、2)皮膚片の長期生着には骨髄キメリズムが30%以上という閾値が存在することが明かになり、胸腺内でのT細胞のclonal deletionに必要な抗原量を定量的に解析する系を確立することができた。
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