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シアール酸・KDOの誘導体とそれらを含有する糖鎖の合成とNMRによる立体配座解析

研究課題

研究課題/領域番号 05274203
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

大類 洋  東北大学, 農学部, 助教授 (20100050)

研究分担者 西田 芳弘  東北大学, 農学部, 助手 (80183896)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードシアール酸アナログ / 2-デオキシオクチュロン酸 / C-グリコシル化反応 / 環状スルホン酸エステルのエカトリアル攻撃
研究概要

2-O-ベンジル-D-グルコースを用いるConforth反応によるシアール酸の合成研究は原料合成が困難であることにより、一時中断し、もう一つの研究目的であるD-グルコースを原料とするシアール酸アナログの合成研究を重点的に行なった。Schemeに示したように、D-グルコースより導いた1を4行程を経て63%で2とする。2を7行程で3(30%)とした。3をLHMDSで分子内環化させ65%で4とした。4のイソプロピリデン基を完全にはずし、更に選択的イソプロピリデン化することにより75%で5を得た。5を環状スルホンエステル6(75%)としNaN_3と反応させたところ目的とする5-アジド体は全く得られず4-アジドー体7が60%で得られた。これは予想に反し、6-位置換基の立体障害によって通常より反応性の低いエカトリアルの水酸基が反応したものと考えられる。そこで5の選択的ベンゾイル化により3-O-ベンゾイル体8(70%)、さらにトシル体9(90%)としNaN_3と反応させることにより目的物である5-アジド体10を収率よく得ることに成功した。一方C-グリコシル化のための6-ホモガラルトースの合成を同時に行い、2-デオキシ-KDOとのC-グルコシレーションが出来ることを確認した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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