研究課題/領域番号 |
05277104
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
浅島 誠 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00090564)
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研究分担者 |
西田 宏記 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (60192689)
安倍 眞一 熊本大学, 理学部, 教授 (90109637)
村松 喬 名古屋大学, 医学部, 教授 (00030891)
杉野 弘 徳島大学, 酵素科学研究所, 教授 (50211305)
上野 直人 北海道大学, 薬学部, 教授 (40221105)
佐藤 矩行 京都大学, 理学部, 教授 (30025481)
岡田 益吉 筑波大学, 生物科学系, 教授 (60015534)
山名 清隆 九州大学, 理学部, 教授 (20037162)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
193,900千円 (直接経費: 193,900千円)
1996年度: 47,000千円 (直接経費: 47,000千円)
1995年度: 44,000千円 (直接経費: 44,000千円)
1994年度: 57,000千円 (直接経費: 57,000千円)
1993年度: 45,900千円 (直接経費: 45,900千円)
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キーワード | TGF-β / アクチビン / BMP / フォリスタチン / ミドカイン / 生殖細胞 / 細胞系譜 / 遺伝子発現 / 神経誘導 / 内胚葉分化 / 胴尾部構造 / ミドカイニン / ビテロゲニン / ビテロジェニン / 筋分化 / 胚軸形成 / 神経分化 / 胚誘導 / T遺伝子 / 背腹軸 / 極細胞 / ミトコンドリア |
研究概要 |
(1)本年度はアクチビンやBMPの受容体ファミリーの初期発生におけるシグナル伝達の特異性について解析した。アクチビン受容体と考えられているALK-2、BMP受容体と考えられているALK-3およびALK-6を構成的活性型とし、初期胚の腹側あるいは背側領域に過剰発現させ、背腹軸形成に及ぼす影響について検討した。 (2)細胞表層ヘパラン硫酸に親和性をもつフォリスタチン(FS)は、アクチビンのビテロゲニンへの結合能を高め、より効率的にアクチビンを卵黄小板へ移送した。また、アクチビンはツメガエル胞胚期の動物半球細胞表層にFSを介して結合した後、エンドサイトーシスにより細胞内へ取り込まれて分解された。こうしたアクチビン分解系は、ツメガエル初期発生での神経誘導に際し、アクチビンシグナルの遮断機構として働いているらしい。 (3)ミッドカインの作用機構について研究し、神経突起伸長の際はシンデカンおよびNーシンデカンといったヘパラン硫酸プロテオグリカンのヘパリン様糖鎖ドメインの識別が基本的に重要であることを明らかにした。一方、サイトカン様活性を示す時はヘパリン様糖鎖の作用は間接的で13kDaの受容体が存在した。ミッドカインはアクチビンによる中胚葉誘導を阻害し、その結果頭部神経の分化を促進することも判明した。 (4)イモリ精巣断片の器官培養において、ヒトIGF-Iが精原細胞の増殖を促進し、減数分裂を開始させることが明らかになった。更に、PT-PCRによって、イモリSHリセプター(FSHR)の細胞外部分をコードする約800bpのcDNAクローンを得た。 (5)ホヤ胚の不等卵割に関わる構造として、Centrosome-Attracting Body(CAB)と名付けた構造を発見し、その機能を解析した。CABは胚の後極に形成され、中心体及び核を引きつけることにより不等卵割を引き起こす。
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