研究課題/領域番号 |
05301017
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
飽戸 弘 東京大学, 文学部, 教授 (20008634)
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研究分担者 |
御堂岡 潔 東京女子大学, 現代文化学部, 助教授 (60174083)
竹下 俊郎 筑波大学, 現代語現代文化系, 助教授 (20163397)
佐藤 誠三郎 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (50012331)
竹内 郁郎 東洋大学, 社会学部, 教授 (10013038)
内田 満 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (70063451)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1993年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | 選挙 / 比較研究 / 5ヶ国共同研究 / インターメディアリ- / メディア / ネットワーク / 選挙研究 / 世論調査 / 国際比較 / 政界再編 / 選挙とマスコミ / 選挙とネットワーク |
研究概要 |
本年度は、昨年度に科学研究費の援助をいただいて実施することができた全国調査の結果を、再分析し、結果の一部を発表し、そして報告書を作成することに当てられた。1994年春には、日本選挙学会の年報である『選挙研究』、No.9,に、飽戸弘による本調査の速報が掲載された。次いで主要な研究成果が、1994年9月、アメリカ合衆国、ニューヨーク市において開催された「アメリカ政治学会」において、本研究会のメンバーである、飽戸弘、鈴木裕久、池田謙一、川上和久、山田一成、の5名により、2つのパネルにおいて報告された。ちょうど1993年夏の総選挙では、自民党の1党支配が終焉し、さらに1994年春にはわが国初めての「自社連立内閣」が発足し、日本政治は激動の年であったことから、アメリカ人研究者からもたいへんな関心をもたれ、活発な議論がなされ、好評であった。 さらに1994年12月には、文部省のシンポジウム助成により、内外から20名ほどの研究者を招待し、東京大学山上会館において、国際シンポジウム“Tokyo Symposium on CNEP (Cross-National Election Project)"を、東京大学文学部社会心理学研究室の主催で行うことができた。外国からは、アメリカより2名、イギリスから1名、ドイツから1名、スペインから1名、計5名を招待し、それにわが国の代表的政治学者、社会学者約15名が参加し、活発な討議が行われ、これもたいへん好評であった。 以上の成果をふまえて、1995年、3月、本研究の集大成である、「総合報告書」を作成することができた。以上が本年度の研究の概略である。
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