研究課題/領域番号 |
05301021
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
坪井 健 駒沢大学, 文学部, 助教授 (00119108)
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研究分担者 |
田中 正浩 武蔵野短期大学, 講師 (90207142)
大熊 道明 山村女子短期大学, 講師 (40104898)
根橋 正一 流通経済大学, 社会学部, 助教授 (50164661)
北川 慶子 中京短期大学, 教授 (00128977)
鐘 清漢 (鍾 清漢) 川村学園女子大学, 教育学部, 教授 (30070519)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 青年文化 / アジア研究 / 留学生 / 国際交流 / 価値観 / ライフスタイル / 友人関係 / 国際比較 / 留学交流 / アジア文化 / 学生意識 / 生活意識 |
研究概要 |
本研究は、在日アジア人留学生と日本人学生の交流問題をアジア青年文化の比較という視点から分析する目的で、日本学生・在日留学生及びアジア諸国の学生調査を実施した。留学交流の阻害要因として、本研究が明らかにした知見は、第一に在日留学生は、来日後日本語学校に在籍するが、この日本語学校に在籍している間に、在日対人関係の基本的ネットワークが形成されていること。第二に大学入学後の交友機会として重要な機能を果たしている一般サークルにあまり参加していないこと。第三に、留学生と日本人学生は、享受している学生文化、たとえば、関心事や大学生活への態度が、大きく異なっていること、などである。学生文化の相違の背景には、留学生の出身階層の相違も関係している。 こうした学生文化の相違が、留学生固有の社会的事実か、留学生の送り出し国であるアジア学生に共通してみられる社会的事実なのかを、アジア学生調査(中国大陸・台湾・韓国・タイ)によって検証した。 学生文化の中心である勉学への態度は、アジア諸国と日本の学生では大きな違いがあった。学生文化の類型でみると、日本は「遊び型」、中国・タイは「学問型」、台湾・韓国はこの両タイプが拮抗している。いずれにしても、日本の学生は、最も勉強への志向が弱いことが、留学生との比較のみならず、アジア学生との比較でも言うことができる。また友人関係の取り結び方でも、「甘えすぎない」という回答が日本の学生に多く見られる。これも留学交流の阻害要因として注目してよい。父の学歴・職歴に関しては、留学生の場合のようには日本とアジアに差は見られない。
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