研究課題/領域番号 |
05301075
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
溝口 敏行 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60017655)
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研究分担者 |
寺崎 康博 東京理科大学, 経営学部, 教授 (90136622)
池本 幸生 京都大学, 東南アジア研究センター, 助教授 (20222911)
吉田 健夫 (吉田 建夫) 岡山大学, 経済学部, 教授 (00150889)
高山 憲之 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30102940)
松田 芳郎 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30002976)
野島 教之 一橋大学, 経済研究所, 助手 (40017661)
佐伯 親良 九州大学, 経済学部, 助教授 (70136589)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1993年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 所得分布 / 貧困率 / 統計 / アジア / データ・ベース / 相互依存経済 / 経済の相互依存 / マクロモデル / 貧困線 / 10分位データ / ジニー係数 |
研究概要 |
研究は大別して3グループに分割できる。第1は、所得分布、貧困率の国際比較を進める上での問題点を検討したものであり、世界的規模の所得分布からみたアジアの世帯の位置を評価した論文、日本の長期データから所得分布の変動要因を分析し今後の他のアジアの変化への情報の提供を試みた論文、貧困率の国際比較で発生する問題点を整理・検討した論文、計量モデルを利用して経済の相互依存性が所得分布へおよぼす効果を分析した論文よりなり、いずれも興味ある指摘が行なわれている。 第2グループの研究はアジア諸国の所得分布と貧困率を分析するために、(1)過去の研究のレビュー、(2)所得分布の変動要因の分析、(3)貧困率の計測より構成されている。対象国・地域は10(日本、中国、韓国、台湾、香港、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア)におよび、各国の特色が指摘される。 第3のグループは利用したAIDAデータベースを解説した論文である。これは、厳密にいえば文部省科学研究費データベース形成経費による「アジア地域所得分布国際比較データベース」による研究結果であるが、上述の理由から本研究に密接な関連があるのであわせて掲載した。
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