研究課題/領域番号 |
05301106
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
倉橋 英逸 関西大学, 文学部, 教授 (80225250)
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研究分担者 |
井上 靖代 京都外国語大学 (90257759)
柴田 正美 三重大学, 人文学部, 教授 (40187406)
大城 善盛 同志社大学, 文学部, 教授 (00213710)
岩猿 敏生 日本図書館学会, 会長 (70103380)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 図書館情報学教育 / 情報処理教育 / 情報教育 / 情報技術教育 / データベース教育 / LAN / 司書過程 / 情報検索 / 図書館員養成 / オンライン情報検索 / ネットワーク / 知識ベース / 書誌データベース / 情報技術 / データベース・ソフトウエア |
研究概要 |
情報処理技術の発達により、図書館に電子メディアの情報資源が急速に増加し、これに伴い、図書館員に必要な知識・技能も大きく拡大・変化した。 この変化に対応できる人材を養成するために、大学における図書館情報学教育に必要な情報処理技術として、1)日本語書誌データベースの検索、2)英語書誌データベースの検索、3)これらの書誌データを編集・蓄積・検索するためのデータベース・ソフトウェア、4)外部オンライン情報検索のための通信、5)CAI教室等のLANへの対応、6)ディスプレー画面のテレビ同時表示を選び、これらの処理を実行するハードウェア、ソフトウェア、データベース等の各種情報資源の整合性を検討し、大学の司書過程における最低限の情報処理教育を実現できる図書館情報学教育システムを設計した。この中の3)についてはαBASEIVをベースにしてデータベース教育システムを作成した。 この成果に基づき、これらの情報処理技術を具体的に図書館法施行細則の司書講習科目の授業の中にどのように組み込むかについての研究も行った。3)については作成が遅れ、研究期間内に授業の中で実験することができなかったが、その他の情報処理技術については全て実際の授業の中で実験し、その有効性を確認した。 この図書館情報学教育システムは同時多人数利用が可能なLAN対応を想定しているが、予算の制限もあり、まず第1段階として、上記情報処理技術のデモンストレーションの実現を目標にしたために、このシステムの有効度が高いほど、デモンストレーションを越えて、学生個人個人が実際に情報機器を操作(hands on)する実習を望む要望が強かったので、今後はこれらの情報処理技術を経済的にLAN上に実現する方法を研究する予定である。
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