研究課題/領域番号 |
05302015
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
郷田 直輝 大阪大学, 理学部, 助教授 (50202073)
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研究分担者 |
須藤 靖 東京大学, 理学部, 助教授 (20206569)
吉井 譲 東京大学, 理学部, 教授 (00158388)
有本 信雄 東京大学, 理学部, 助教授 (60242096)
二間瀬 敏史 弘前大学, 理学部, 教授 (20209141)
高原 文郎 東京都立大学, 理学部, 教授 (20154891)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1994年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1993年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 宇宙の大規模構造 / 原始銀河 / ウェーサ- / 銀河・銀河団 / 重力レンズ / 宇宙背景輻射 / 宇宙パラメーター / 暗黒物質 / クェーサー / 宇宙黒体背景輻射 |
研究概要 |
本年度は、研究分担者の各人のテーマを持ち寄り、各々の天体物理の物理的背景について議論するとともに、宇宙の構造形成の標準モデルの再検討などを行った。 具体的には、 1)観測された比較的大きなハッブル定数の値と宇宙年齢に関する最近の宇宙論での標準モデルの大問題に関して、ハッブル定数がスケールによって変化することがないかなど、一般相対論の枠組みの中でより多様な可能性を探った。 2)zが大きいところでの天体形成という早期の構造形成に関連して、銀河間の相互作用や物質の熱的過程とその進化、及び銀河進化の過程を解析した。 3)宇宙の大規模構造、重力レンズ、銀河団の形成・進化の解明のため、その基礎過程を明らかにした。 以上の点について、分担者間の共同研究としたり、また全体的な討論会も行った。本研究のテーマは今後も様々な天体観測の発展や理論的解析の発展により、益々発展していくものであると確信する。そのためこの関連分野での問題点整理や新たなるアプローチも今後必要となってくるだろうが、本研究の成果がその発展にも大いに寄与することが期待される。
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