| 研究分担者 |
池淵 周一 京大, 水資源研究センター, 教授 (20026181)
椎貝 博美 筑波大学, 構造工学系, 教授 (20016322)
榧根 勇 筑波大学, 地球科学系, 教授 (10015539)
樋口 敬二 中部大学, 国際関係学部, 教授 (50022512)
菅 和利 芝浦工業大学, 工学部, 助教授 (70052884)
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| 研究概要 |
研究分担者は都市化に伴う水文循環の変化,都市域の水文循環の蘇生と創出等のテーマについて研究を継続し,十分の成果を上げることができた.都市化に伴う河川を中心とした水環境の変化,積雪地域を中心とした水文循環,東南アジアの諸河川の水収支と水環境の特性についての研究を継続し,研究者の成果を有機的に結合することにより,学際的,総合的な研究の遂行が可能であった.
主要テーマは
(1)都市への人口集中に伴う住宅開発が水循環に与えた影響
(2)渇水の現状と対策
(3)都市における水循環に伴う水質の悪化
(4)減反や畑作転換,森林地開発に伴う水循環の変化
などである.
この研究活動の一環としてIHPニュースレターを発行し,国内の関連する機関,研究者に送付した.研究期間の平成5年度から7年度の間に毎年IHPニュースを発刊し,このIHPニュースレターを通してIHP活動の現状とこの活動の国際的な重要性を周知すると共に,総合的なこの研究の深化を図ることができた.
東南アジア諸国の都市化と水循環の現状を文献調査し,アジア諸国の研究者と交流を行った.また,ユネスコのIHP計画に関連して成果をユネスコへの提出する準備が整った.
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