| 研究課題/領域番号 |
05304020
|
|---|
| 研究種目 |
総合研究(A)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 研究分野 |
農業経済学
|
|---|
| 研究機関 | 立正大学 (1994)
東京大学 (1993) |
|---|
研究代表者 |
森島 賢 立正大学, 経済学部, 教授 (50113634)
|
|---|
| 研究分担者 |
斉藤 勝宏 千葉大学, 園芸学部, 助手 (80225698)
堀田 和彦 九州大学, 農学部, 助手 (00192740)
茅野 甚治郎 宇都宮大学, 農学部, 助教授 (40163729)
清水 昂一 東京農業大学, 農学部, 助教授 (80109553)
藤田 夏樹 東京大学, 農学部, 教授 (30190044)
金田 憲和 東京大学, 農学部, 助手 (30297593)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
1993 – 1994
|
| 研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
| 配分額 *注記 |
9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
1994年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1993年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
|
|---|
| キーワード | 米の輸入自由化 / 関税化 / 価格競争力 / 品質競争力 / 応用一般均衡分析 / 産業連関分析 / 農業構造 / 米の生産構造 / 内外価格差 / 品質差 / 米の市場開放 / 米の生産コスト / 米の品種 / 農業関連産業 / 農業の生産要素市場 / 一般均衡分析 |
|---|
| 研究概要 |
本研究の研究成果を以下の通りまとめ、森島賢編「農業構造」の計量分析」(富民協会、1994)の一部などに発表した。
1.米の輸入自由化は、日本の米生産に壊滅的な打撃を与えるだけでなく、日本の農業、農村に深刻な影響を及ぼすことを示した。
(1)自由論を検討し、そこには長期的な視点が欠除していることを示した。
(2)その上で自由化すれば長期的にみて、日本の米生産は壊滅的状況になることを、価格競争及び品質競争の両面からみて明らかにした。
(3)日本の米の壊滅は日本農業全体に深刻な影響を及ぼすだけでなく、さらに農村社会の安定をそこなうとした。
2.日米の農業構造を比較し、それぞれの特徴を明らかにした。
(1)日米の産生要素賦存量を比較し、アメリカはその広大な農地を利用した輸出志向の農業を行い土地用役を輸出しているとした。
(2)日米間をみるとき、アメリカは日本へ穀物などを輸出することによって680万haの土地用役を輸出していることを産業連関分析によって明らかにした。
3.応用一般的衡分析を行ない、米輸入の経済的波及効果を明らかにした。
4.米の輸入自由化が国内生産に及ぼす影響を経営形態別に分析した
5.米の産生量を生産要素施錠と関連して分析した。
6.稲作における構造変動の要因分析を行った。
|
