研究課題/領域番号 |
05304032
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
矢崎 義雄 東京大学, 医学部(病), 教授 (20101090)
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研究分担者 |
永井 良三 東京大学, 医学部(病), 助教授 (60207975)
平岡 昌和 東京医科歯科大学(医), 教授 (80014281)
中尾 一和 京都大学, 医学部(病), 教授 (00172263)
多田 道彦 大阪大学, 医学部(病), 教授 (90093434)
篠山 重威 京都大学, 医学部(病), 教授 (70109007)
木村 彰方 九州大学, 生医研, 助教授 (60161551)
松原 弘明 関西医科大学, 医学部(病), 助手 (10239072)
川口 秀明 北海道大学, 医学部(病), 講師 (70161297)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
17,500千円 (直接経費: 17,500千円)
1994年度: 8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
1993年度: 9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
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キーワード | 心筋特異的遺伝子発現 / 心肥大 / 転写調節機構 / ホメオボックス遺伝子 / 肥大型心筋症 / ミトコンドリア心筋症 / 拡張型心筋症 / QT延長症候群 / 心筋細胞 / 遺伝子発現 / 心不全 / 心筋症 / BNP / カリウムチャンネル / アンギオテンシン / ミトコンドリア |
研究概要 |
(A)心機能に重要な遺伝子の心筋特異的な発現調節機構の解明 心肥大のメカニズムについては、培養心筋細胞のin vitroストレッチ・モデルを用いた解析により心筋内アンジオテンシンIIの動態とMAPキナーゼ等の細胞内リン酸化カスケードを介する機序および、心筋内レニン・アンジオテンシン系が心筋細胞の肥大と間質の繊維化を惹起することが明らかとなった。また、心筋で発現するサイトカイン(IL-6)、ホルモン(ANP,BNP,レニン・アンジオテンシン)、Kチャンネル、カルシウムポンプなどの遺伝子の虚血・圧負荷・Ca・甲状腺ホルモンなどの外的負荷や病態時における発現調節機構・転写調節機構を明らかにした。さらに、心筋細胞分化を規定する遺伝子を解明するため、すでにマウスで単離した心筋特異的ホメオボックス遺伝子C_<SX>をプローブとしてヒトC_<SX>を単離したところ、マウスC_<SX>遺伝子とアミノ酸配列が非常に類似しており、種をこえて保存されていることが明らかとなった。 (B)心筋病変形成の素因となる遺伝子の解明 日本人の肥大型心筋症患者で心筋βミオシン重鎖遺伝子に計14種のミスセンス変異を同定し、このうち13種は欧米人と異なる変異であった。47多発家系中11家系については心筋βミオシン重鎖遺伝子との連鎖が否定され、日本人における本症の遺伝子的不均一性を示すと考えられた。心肥大を有するミトコンドリア心筋症患者ではロイシンtRNA遺伝子の点変異、多種類の遺伝子欠失を検出した。さらに、日本人の拡張型心筋症においてHLA-DR遺伝子と、QT延長症候群で11p15.5のHRASとD11S922と、それぞれ相関が認められた。
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