研究課題/領域番号 |
05304049
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
野瀬 善明 九州大学, 医学部, 教授 (20038920)
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研究分担者 |
高橋 隆 京都大学, 医学部, 教授 (40055992)
井上 通敏 大阪大学, 医学部, 教授 (30028401)
開原 成允 東京大学, 医学部, 教授 (30010234)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1993年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 臓器移植 / コーディネータ / ネットワーク / 臓器分配 / 資格制度 / 教育 / カリキュラム / 再教育 / 3カ月講習実習制度 / 資格認定試験制度 / 移植コーディネータ資格制度 / 再教育制度 / 再評価制度 / 看護学校の聴講制度 / 移植コーディネータや医療職免許所有者の優遇試験制度 / 有給3カ月実習制度 |
研究概要 |
移植コーディネータ教育プログラムの基本骨子は3ヵ月間の講習と実習制度、資格認定試験制度、資格制度、再教育制度、再評価制度と考える。社会的に必要とされる数の移植コーディネータを初年度に緊急に養成するためには、これとは別に移行策として医療職免許所有者の優遇試験制度と有給3ヵ月実習制度を用意する必要があると考える。 教育カリキュラムに移植医学知識として薬理学、細菌学、免疫学、救急医学、移植医学、移植外科学、術後管理、移植成績、臓器移植情報システム、ドナーコーディネーション、ドナーの適性評価、臓器保存法、異状死体、提供者の家族への接し方、啓発方法、待機者および術後患者とそれらの家族のケア、移植希望患者と家族へのインフォームドコンセント、コンピュータネットへのデータ入力とデータメンテナンスなどが含まれる必要がある。さらに実習訓練としてドナー家族への説明、ドナー病態把握、臓器搬送、啓発活動、患者と家族のケア、コンピュータネットの操作方法とデータ入力などを行う。そのための教科書の編集を厚生省科学研究若杉班と連携して2年目に行った。本研究の成果はその大部分が厚生省の移植コーディネータ教育プログラムに採択され、1996年より実施され始めた。
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