研究課題/領域番号 |
05305004
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
豊島 喜則 京都大学, 総合人間学部, 教授 (60013166)
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研究分担者 |
森島 洋太郎 大阪大学, 理学部, 助教授 (70028249)
伊藤 繁 基礎生物学研究所, 助教授 (40108634)
渡辺 正 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70092385)
坂田 祥光 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (60029874)
垣谷 俊昭 名古屋大学, 理学部, 教授 (90027350)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
1993年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | エネルギー変換 / 電子伝達 / 最適化 / 電荷分離 / 複合体 / 局所環境 / 自己調節機構 / 人工光合成 |
研究概要 |
生体エネルギー変換の主役である電子移動反応は、極めて効率よく行われていると同時に高度に発達した自己調節機能を有している。本研究では、1)生体エネルギー変換電子伝達系が有するこの優れた特性が個々の複合体で発現される機構と、2)システム全体としての最適化の機構を解明するとともに、3)それを人工化する上での諸問題を検討し、さらにその合成、構築を試みることを目標としている。本年度は、研究代表者を中心として各班員間で協議を行い、各班員の担当し得る範囲を相互に認識した上で実質的な協力体制を組み、1)、2)のテーマに焦点を合わせた研究を行った。 1.分子内及び単一複合体内での電子移動最適化機構の解明 電子移動速度を決定する最も直接的な因子である酸化還元対のエネルギーギャップと相対空間配置について、遺伝子操作や再構成法などのそれらを一部改変する手法、有機合成化学的手法、および高分子、超分子構造体、LB膜などの分子の配向性制御技術を用いて検討し、これらの因子の最適化の基本原理を追求した。 2.複合体間及び、複合体と外界間の電子授受最適化機構の解明 分子あるいは分子集合体内で起こる電荷分離を有効に外界へ取り出す方法の開発を目指す研究を、生体系で行われている機構を解明し、それを指針とすることで行った。 これらの成果は平成5年12月に開かれた班会議で報告され、班員以外の研究者も交えて3日間に亘って検討された。その結果、それぞれの分担項目について一定の成果が得られていることが確認され、今後はさらに、人工光合成の構築とシステム化を目指したテーマ3にも取り組んでいくことを確認した。 なお、班員の研究発表状況は、主たる論文2報づつとし11.に記した。
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