研究課題/領域番号 |
05306003
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西宗 義武 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (80029793)
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研究分担者 |
鬼頭 純三 名古屋大学, 医学部, 教授 (60022802)
有川 二郎 北海道大学, 医学部, 教授 (10142704)
倉田 毅 国立予防衛生研究所, 部長 (50012779)
堂前 嘉代子 大阪大学, 微生物病研究所, 助手 (80127266)
山西 弘一 大阪大学, 医学部, 教授 (10029811)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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キーワード | 腎症候群出血熱(HFRS) / hantavirus感染 / 実験動物 / ヌードラット / 腎症候性出血熱(HFRS) / 低抗体価rat / 検査法の確立 / 抵抗体価rat |
研究概要 |
ハンタウイルスを実験的に感染(I.P.接種)させモデル感染ラットを作成し、それらのヌードラットに対する感染性を同一ケージ内飼育により調べた。先ず接種ウイルス量を調整することにより、様々なタイタ-の抗ウイルス抗体を保持するラットを作成することに成功した。 接種ウイルス量が10^2pfu以上の群では全て4W以内にX16000倍以上の安定した高抗体価を示し、同一ケージ内飼育したヌードラットに速やかな感染性を示した。10pfu以下の接種群では抗体価は安定せず様々な値を示したが、これらも可成り遅れるもののヌードラットに対し感染性を示した。1pfu接種では長期間に渡り低抗体価を示す個体が多数見られそれらの感染性は証明されなかった。末梢血のサンプルをPCR法で調べるとウイルスゲノムは感染初期で血清中の抗体価の高くなる以前には検出されるがたとえ高抗体価を示すようになっても感染後長時間の経過した個体からは検出されなかった。又これらの経過中ウエスタンプロッティング法で陽性を示したものは全て感染性が見られた。
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