研究分担者 |
加藤 照之 東京大学, 地震研究所, 助教授 (80134633)
中川 一郎 京都大学, 理学部, 教授 (70025279)
石井 紘 東京大学, 地震研究所, 教授 (30004386)
竹本 修三 京都大学, 理学部, 助教授 (40027256)
田中 寅夫 京都大学, 防災研究所, 教授 (40027222)
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研究概要 |
●本研究の目的:本研究連絡集会は、1993年12月6-11日に、神戸市で開催された「第8回地殻変動国際シンポジウム(CRCM'93)」を成功裏に開催すべく、主催国としての責務を果すために、(1)同シンポジウム組織委員会活動の側面的支援を行うと同時に、(2)関連する学問分野を網羅し、我が国から積極的に提示すべき学問的成果の内容を事前に綿密に準備する事と、更に、本シンポジウムの成果を受けて、我国で一層発展させるべき学問的諸問題を総括し、今後の方向性を把握する事の2目的を持って組織したものである。 ●本研究の実績:以上目的の下に次の事業を実施した。(1)内外参加者登録事務処理・大量データ処理などの組織委員会事務局体制の支援をした。(2)1993年9月13日,京都大学理学部において幹事会、1993年10月20日,名古屋大学理学部においてプログラム編成会議、1993年12月6日,神戸市神戸国際会議場において幹事会、の各会議を開催した。(3)1993年10月17日,名古屋大学理学部において,42名の参加者を得てプレシンポ「プレート沈み込み帯におけるジオダイナミックス」を開催、また、1994年1月12-14日,宇治市亀石楼において,35名の参加者を得てポストシンポ「プレート沈み込み帯のジオダイナミックス,特に地殻変動に関する研究」を開催した。(4)1993年12月20-22日,京都大学理学部において、また、1994年1月24-25日,2月23-24日の2回,東京大学地震研究所において、それぞれ事務処理,プロシーディングス発行等に関する研究打ち合せを行った。 ●得られた成果:以上の諸会議によって、CRCM'93の万全の準備が為され、事後処理問題も順調に進んだ一方、2回のシンポジウムの開催で、事前・事後の当初目標は完全に成し遂げられた。これにより主催国としての責務を全うしたと同時に、我が国での今後の地殻変動研究の推進にとって大きく寄与する事が出来た。
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