研究課題/領域番号 |
05353009
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
奥 彬 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (50027885)
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研究分担者 |
高谷 秀正 京都大学, 工学部, 教授 (40022644)
石川 満夫 広島大学, 工学部, 教授 (20025985)
高椋 節夫 大阪大学, 産研, 教授 (50029849)
中村 栄一 東京工業大学, 理学部, 教授 (00134809)
富岡 秀雄 三重大学, 工学部, 教授 (20024599)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1993年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | カルベン / ナイトレン / カルバイン / カルベンラジカルイオン / 高次原子価欠損 / 反応性中間体 |
研究概要 |
研究目的:本研究の目的は、これまでに見られなかった「反応性中間体を研究の中核に据える」研究体制を、(1)高活性分子に関する理論的、物理化学的な基礎研究、(2)高活性分子種の創出と反応、(3)高活性分子を用いる合成反応、(4)新物性開発に基づく触媒・素材研究への応用、の4研究区分に分けて、創造的学術成果を生み出せる重点領域研究の総合的組織化を企画することにあった。そこでは高次原子価欠損型分子であるカルベン、カルバインとそれらのN,Si,S,P,Ge,Sn,Pb等の類似分子、カルベノイドとその類似体、金属錯体、イオン等価体、を中心とした高活性分子の創出、物性と反応、基礎と応用、を結ぶ創造的化学を、重点領域研究体系を通じて広く厚く展開する計画を練り上げた。 基本的思想:編成した研究計画の基本思想は基礎的研究にある。基礎的研究から示唆されるカルベン型高活性分子の特性を合成反応として展開する演繹的研究班と、望まれる物質機能あるいは分子機能を実現できる分子構築手段としての高次原子価欠損型活性分子の設計を目的とする帰納的研究班を、次の研究班に分けて検討することになった。(1)理論と設計ならびに検出、(2)反応と合成、(3)機能と応用。 重点領域研究班(案)の完成のために全体会議1回、分科会1回、ワーキンググループ会議数回を開催した。その結果、添付資料の平成7年度重点領域研究申請書[高次原子価欠損型分子種]を完成し、文部省研究助成課へ2月17日に提出した。
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