研究課題/領域番号 |
05354020
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
川合 述史 自治医科大学, 医学部, 教授 (00073065)
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研究分担者 |
木村 淳 京都大学, 医学部, 教授 (10204976)
津本 忠治 大阪大学, バイオメディカル教育研究センター, 教授 (50028619)
桐野 高明 東京大学, 医学部, 教授 (10161605)
桐野 豊 東京大学, 薬学部, 教授 (10012668)
吉岡 亨 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (70046027)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1993年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 連合学習 / 記憶 / 海馬 / ウミウシ / パヅチクランプ / 脳虚血 / カルシウム / スナネズミ |
研究概要 |
連合学習の比較分子生物学に関して、各分野を代表する研究者により組織を構成し、脳研究に関する総合的戦略、研究討議および共同研究を行った。概略は以下の通りである。 (1)1993年6月、自治医科大学において哺乳類脳スライス標本からのパッチクランプ法による記録および螢光指示薬の導入法についてセミナー、実習、および装置の改良に関して研究討議を行つた(班員、川合、工藤、吉岡、桐野豊)。引き続き早稲田大学人間科学部において虚血スナネズミを用いた細胞内カルシウム動態に関する共同実験を行った。 (2)8月、吉岡、桐野高明、工藤、榊原らは米国マサチューセッツ州Woods Holeの臨海実験所においてウミウシを用いた連合学習とその分子的基盤に関する研究を行った。 (3)9月、東京において班員全員による総合班会議を行い、重点研究領域申請について具体的な研究計画の作成を討議した。また同時期に開催された脳の世紀シンポジウムに参加した。 (4)12月、第17回日本神経科学会(名古屋)において「連合学習の比較分子生物学」のテーマによる大会シンポジウムを行い、班員(川合、桐野高明、桐野豊、工藤、榊原、吉岡)による研究発表と討論を行った。 (5)12月〜1994年1月、来年度重点領域研究申請について協議を行い、他の総合B班と統合した研究班の組織作りを図ることを決め、このため東京、大阪、岡崎等で計6回の会合を開き他班の主要メンバーと合同討議を行った。この結果、「連合学習の比較分子生物学」(代表者川合述史)、「神経組織の構築と再構築」(代表者川村光毅)、および「神経活動による遺伝子応答」(代表者三木直正)の3班に共通する緊急研究課題を重点的に集約し新たに「神経回路の機能発達」(代表者津本忠治)の課題による平成7年度発足に向けて申請書の成案作りを行った。
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