研究課題/領域番号 |
05402061
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
飯島 泰藏 (飯島 泰蔵) 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (50016622)
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研究分担者 |
岩城 譲 (岩城 護) 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (20262595)
赤木 正人 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (20242571)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
27,000千円 (直接経費: 27,000千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
1993年度: 16,500千円 (直接経費: 16,500千円)
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キーワード | 図源 / 視覚パターン / 基礎方程式 / 超越方程式 / 対数正規分布 / 複合類似度法 / 超偏心度法 / 許容度 / パターン認識 / 自己集中度 / 集合問類似度 / 視点・視野 / 自然観測法理論 / 伸縮問題 / 回源 |
研究概要 |
1.図源(2階微分画像)を基礎に置いた理論体系の再構築 従来の視覚パターンの基礎方程式を土台として、図源に対する方程式を導出し、これを基にして観測変換の構造解明を行った結果、現点・視点を求める超越方程式を、従来よりも簡潔な形式として確立することが出来た。 2.超越方程式の高速解法演算方式に関する研究 最急降下法による逐次解法演算が陥る基本的問題に対して、詳細な理論的研究を行い、その解決法を与えた。また逐次解が作る数列に対して、それが属する型の認識を行うことにより、収束から程遠い段階でその極限値を一挙に推定する画期的方法を確立した。これらの成果を基にした超越方程式の高速解法は、今後の課題として残された。 3.パターンの基本的変形に対する確率分布の型の理論的決定 同形変換はパターン変形の中の最も基本的なものであるが、その変形が発生する確率分布の型を、理論的に解明した。特に伸縮問題に関してそれが対数正規分布を為すことを突き止めた成果は、大きい。 4.識別理論の新しい展開 (1)従来の複合類似度法からの脱却を試み、統計的決定関数論との融合を図る「超偏心度法」と名付ける超高性能識別法を創出した。この識別法は、複合類似度法の性能を遥かに凌駕するものであることが、実験を通して確かめることが出来た。 (2)類似度法の許容度を改善する方策として、パターンの逐次導関数展開に基礎を置くその多重化法が、創案された。また集合間類似度や自己集中度によるパターン集合の評価法が、確立された。 目標とした基礎理論体系の高度化は、未だ慣性の域には達していないが、これらの成果によって長足の進捗が遂げられたものと思われる。
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