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口腔癌の顎骨浸潤に関する実験的研究-大研磨片のマイクロラジオグラフィ,ラベリング法,血管造影法と染色像による骨破壊像の観察-

研究課題

研究課題/領域番号 05404070
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関東京医科大学

研究代表者

千葉 博茂  東京医科大学, 医学部, 教授 (80105478)

研究分担者 松崎 俊哉  東京医科大学, 医学部, 助手 (10241051)
下川 千可志  東京医科大学, 医学部, 助手 (40226270)
内田 安信  東京医科大学, 医学部, 教授 (20074487)
研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
15,800千円 (直接経費: 15,800千円)
1995年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1993年度: 9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
キーワードVX2癌 / 移植癌 / 顎骨浸潤 / 研磨片 / 口腔癌 / マイクロラジオグラフィ / 時刻描記法 / ラベリング法 / 骨浸潤
研究概要

すでに,平成7年度研究計画調書に記載した通り,平成5年度から実験を継続して,ウサギの口底部にVX2癌を移植して発癌させ,下顎歯肉から下顎骨に癌を進展させた.さまざまな期間と間隔でウサギに硬組織ラベリング剤を投与し,屠殺したウサギから下顎骨を摘出し,まず軟X線で撮影しX線像を観察した.次に,これを顎骨の各レベルで水平断し,各切片を樹脂包埋して研磨片を作製した.
次に,このように作製した各研磨片を染色し,a)マイクロラジオグラム,b)蛍光顕微鏡像,c)染色像の写真を作製し,得られた成果を平成8年中に学会発表し,論文として報告する予定であった.しかし,昨年,a)マイクロラジオグラムの撮影と現像に思いもかけぬ重大な障害が生じていることが判明した.すなわち,マイクロラジオグラムの撮影に使用するKodak社のSpectroscopic plate 649-O type(ガラス乾板)が製造中止されていたことがKodak社への問い合わせで判明した.Kodak社は同じような問い合わせに,同じ乳剤を使用しているKodak high resolution film SO-343の使用を勧めているが,このフィルムを購入し実際にマイクロラジオグラムを撮影してみても,全くフィルムのコントラストが上がらず観察に堪えなかった.そこで,ここ数か月間,X線照射時間や管電圧,現像条件などを変えて撮影したが,以前のSpectroscopic plate 649-O typeで得られたような像が観察できていない.同じような装置を使用している数か所の施設にも問い合わせたが,みな同じ問題を抱えて研究がストップしているようである.
そこでわれわれは購入予定の機器を変更し,低コントラストの像を顕微鏡から直接コンピューターに取り込む装置を購入した.現在,画像ソフトでコントラストを上げることが出来ないかテスト中である.この問題が解決されれば,平成8年度には学会報告が可能と考えている.

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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