研究課題/領域番号 |
05451043
|
研究種目 |
一般研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
|
研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
濱口 恵俊 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (50030036)
|
研究分担者 |
荒木 功 仏教大学, 社会学部, 教授 (20097869)
柏岡 富英 国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (40142591)
小野 芳彦 国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (20126022)
|
研究期間 (年度) |
1993 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
|
キーワード | 情報ネットワーク / パソコン通信 / オンライン / オフライン・ミーティング / 電子会議室 / データ・ベース / 人的交流 / ニューメディア |
研究概要 |
課題1「情報ネットワークにおける各種コミュニケーションの実態調査」については、各種のニューメディアを用いたコミュニケーション形態の実態を調査した。とくに、B-ISDN、ATM、データベースなどについて。 課題2「情報ネットワークと人的連関との機能的接合についての実験・調査」に関しては、オンライン上の交信内容の分析から、「関係」を志向する傾向を見出し、それらがオフラインでの人間関係と関わりをもつことを推定した。 すなわち、パソコン通信における「電子会議室」での発言の分析から、交信者間における関係性の形成とその発展にかわる時間的経緯を解明し、そこから発言者グループの形成を確認しえた。 「情報空間」における連鎖的なつながりから新しい人的な集団が生みだされる過程が確認しえた。そこでは交信と言う相互作用が活発であるが、面識がなく、ときには集団の瓦解もありうる。オフライン・ミーティングが必要になるゆえんである。
|